サクらんぼの恋

From Wikipedia, the free encyclopedia

サクらんぼの恋』(サクらんぼのこい)は、2018年10月27日に公開された日本映画監督古厩智之、主演は宮川大輔。45歳の童貞男性とAV女優との恋愛映画である。PG12指定[3]

脚本 古厩智之・政池洋佑
製作総指揮 片岡秀介
概要 サクらんぼの恋, 監督 ...
サクらんぼの恋
監督 古厩智之
脚本 古厩智之・政池洋佑
製作総指揮 片岡秀介
出演者 宮川大輔
桜井ユキ
草川拓弥
佐野ひなこ
柄本時生
前田公輝
黒沢かずこ
音楽 上田禎
主題歌 スキマスイッチ
「Baby good sleep」[1]
撮影 藤原秀夫
編集 大重裕二
制作会社 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
テレビ東京[2]
製作会社 吉本興業[3]
配給 KATSU-do[3]
公開 2018年10月27日
上映時間 117分
製作国 日本
言語 日本語
テンプレートを表示
閉じる

企画

本作は、「45歳の童貞男性とAV女優が恋に落ちる」という設定と結末のみが提示され、古厩智之がそれらを基に物語を構築した。古厩は当初、設定に戸惑いを覚えたものの、プロデューサーの着想を信頼し、物語全体に説得力を持たせることを意識して脚本を組み立てた。また、妻で脚本家女優唯野未歩子から「普通でいたいのに普通でいられない人が多い時代」という言葉をヒントに得て、現代社会における孤独や生きづらさを作品に反映させた[4]

製作

古厩は、登場人物を単純な類型として描くのではなく、それぞれが抱える微細な感情を表現することを重視した。主人公・則夫については「人を馬鹿にしない」人物を理想として設定し、ヒロイン・美咲については精神的な傷を抱えた人物として構築した。また、美咲の部屋の美術についても、部屋そのものが人物の内面を表すよう意識して演出された。古厩は桜井ユキの演技について、何も映していないような目が徐々に外の世界を映し始める表現に感銘を受け、人間の感情の変化を映像化できたことを作品の大きな成果として挙げている[4]

あらすじ

45歳の独身男性・山川則夫は、気弱な性格のファミリーレストランの店長で、AV女優・恩田リナの熱心なファンであった。ある日、隣室で行われていたAV撮影から逃げ出した女性が則夫の部屋へ助けを求めてくる。その女性は恩田リナこと相馬美咲だった。則夫は彼女の正体を知りながらも知らないフリをし、二人は少しずつ距離を縮めていく。

則夫は、自身が恩田リナのファンであることや童貞であることを正直に打ち明け、美咲もまた、自分を一人の女性として接する則夫に心を開いていく。しかし美咲は、両親を亡くした後、弟・大地を養うためにAV女優となり、その大地も非行に走ってしまうなど、過酷な境遇を抱えていた。

則夫は苦しむ美咲を励まそうと海へ誘い、二人は互いの思いを確かめ合う。新たな人生を歩もうと決意した矢先、大地が則夫に刃物を向け、美咲は則夫を庇って刺されてしまう。美咲は救急車で運ばれるも間に合わず息を引き取る。

その後、則夫は美咲が最後に出演したAV作品を見る。映像の中で美咲は、好きな人ができ、自分を一人の女性として見てくれたその人への感謝を笑顔で語っていた。

キャスト

山川則夫
演 - 宮川大輔[3]
ファミレスVAN-Bの店長。いつも謝ってばかりでバイトにも注意ができない。
相馬美咲
演 - 桜井ユキ[3][2][5]
AV女優。芸名は恩田リナ。両親の死後、弟を養うためAV業界に入る。
相馬大地
演 - 草川拓弥[3][6][5]
美咲の弟。両親の死後、グレて美咲に金を集るようになる。
茉美
演 - 佐野ひなこ[5]
ファミレスの店員。初めは則夫をバカにしていたが、次第に則夫の行動に理解を示す。
貝沼
演 - 柄本時生[3]
則夫の友人。宅配ピザ屋の配達員。
八代翼
演 - 前田公輝[3][7]
ファミレスの店員。則夫に反抗的。
貝沼の姉
演 - 黒沢かずこ[3]
宅配ピザ屋で働いている。

スタッフ

映画祭

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI