サツマカサゴ

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サツマカサゴ(学名:Scorpaenopsis neglecta)は、フサカサゴ科に分類される魚類の一種。インド洋西太平洋に分布し、岩礁サンゴ礁、砂泥底に生息する。岩に擬態しているが、胸鰭の内側は目立つ黄色である。

1837年にオーストリア魚類学者であるヨハン・ヤコブ・ヘッケル英語版によって記載され、タイプ産地はインド東部の海であった[3]。種小名は「無視された」という意味で、ヘッケルは意味を説明しなかったが、Scorpaenopsis gibbosa と混同されていたことに由来すると考えられる[4]

分布と生息地

西はインドスリランカから東はニューカレドニアまで、北は南日本から南はオーストラリア北部まで、インド洋西太平洋に分布する[1]。オーストラリアではシャーク湾からニューサウスウェールズ州ウロンゴンにかけて分布する[5]。日本では房総半島以南の太平洋岸と南西諸島に分布する[6]。浅瀬の岩礁やサンゴ礁[7]、砂泥底に生息し、水深40mまで見られる[8]

形態

背鰭の前方は強く隆起し、両眼間隔は広い[7]。背鰭は12棘と9軟条から、臀鰭は3棘と5軟条から成る。眼窩上隆起と、翼耳棘、下後側頭棘、眼下棘項棘は鋸歯状である。頭頂棘には1-2本の尖頭がある[8][9]。体色は斑模様で、岩に擬態している。尾の後方には暗赤色の帯が入り、鰓蓋には黄色の斑点が入る[5]。胸鰭の内側は黄色で、周囲は黒色の帯で縁取られる。マルスベカサゴと似るが、吻がより長い[6]。体長は19cmに達し[8]、分布域の北方ほど大型化する傾向にある[9]

生態

単独で生活する[8]。天敵から逃げる際は胸鰭を羽ばたかせるように泳ぎ、目立つ黄色の部分を見せる[6]。背鰭の棘には毒を持つ[10]

人との関わり

出典

関連項目

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