サンタクロース (インディアナ州)

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サンタクロース町

Town of Santa Claus
ウェルカムサイン(2013年撮影)
ウェルカムサイン(2013年撮影)
標語 
America's Christmas Hometown
スペンサー郡におけるサンタクロースの位置
スペンサー郡におけるサンタクロースの位置
インディアナ州の位置
インディアナ州の位置
北緯38度07分0秒 西経86度55分46秒 / 北緯38.11667度 西経86.92944度 / 38.11667; -86.92944
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
インディアナ州の旗 インディアナ州
スペンサー郡
郡区 カーター郡区英語版
クレイ郡区英語版
ハリソン郡区英語版
建設 1849年
名の由来 サンタクロース
面積
 [1]
  合計 6.904 mi2 (17.88 km2)
  陸地 6.484 mi2 (16.79 km2)
  水域 0.42 mi2 (1.09 km2)  6.08%
標高
449 ft (137 m)
人口
(2020年国勢調査)[2]
  合計 2,586人
  密度 370人/mi2 (140人/km2)
等時帯 UTC-6 (中部標準時)
  夏時間 UTC-5 (中部夏時間)
ZIPコード
47579
市外局番 812、930
FIPSコード 18-68022
GNIS feature ID 2396905
ウェブサイト www.townofsantaclaus.com
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サンタクロース英語: Santa Claus)は、アメリカ合衆国インディアナ州スペンサー郡の町。人口は2,586人(2020年国勢調査[2])。

世界で唯一、クリスマスのキャラクター「サンタクロース」の名を冠したサンタクロース郵便局があり、国内のみならずウクライナ日本中国など世界中から「サンタクロースからの返信」を求める手紙が約2.4万通ほど集まる[3]。またホリデー・ワールド&スプラッシン・サファリ英語版サンタズ・キャンディキャスル英語版といった遊園地を擁する。

1936年以来、サンタクロースは「Christmas seal発行初日の町」とみなされている。クリスマスシールの宣伝のほか、結核撲滅のための資金集めにも重要な役割を果たしてきた[4]

1849年にサンタフェ(Santa Fe)としてコミュニティが創設された。コミュニティは「サンタフェ」として郵便局の設置を申請したが、インディアナ州には既に同名の郵便局英語版が存在したため不受理となった。新たな名前として提案されたサンタクロースは承認され、1856年5月21日にサンタクロース郵便局が設立された。

サンタクロースが選ばれた経緯は諸説ある。

  • 最初は全く異なる名前が提案されたが、却下された。Santa Clauseが採用されたが、後にSanta Clausに書き換えられたというもの[3]
  • 地元の伝承によると、クリスマスイブの夜に新たな名前を決める住民会議を行っていたところ、突然屋外が眩い光で満たされた。外へ駆け出すと、遠くの低い丘に炎の塊が落下した。会議に戻った住民は、自然とサンタクロースに同意したというもの[5]
  • 上記の別バージョンで、教会で話し合ってる中に突風が吹き、教会の扉が開き、そりの鈴の音が教会内に響いた。外で遊んでいた子供はこれを「サンタクロース」と叫んだ[6]

1895年6月25日、アメリカ地名委員会は地名標準化の一環で一語のSantaclaus郵便局に変更された。1920年代後半に郵便局長のJames Martinがサンタクロースの消印を宣伝し始めると、そのユニークな名前は全国に広がり、ホリデーメールが殺到した。1928年2月17日に郵便局の名前は元のSanta Clausに戻されたが、ホリデーメールによって人員や配達問題を引き起こしたことから、アメリカ合衆国では「サンタクロース郵便局」の新設が認められなくなったという。

こうした経緯から、サンタクロース郵便局は全米唯一の存在であると主張している。なお同様にサンタクロースの消印サービスを展開しているジョージア州サンタクロースには郵便局が無く、こちらは非公式な消印である。

1929年、ロバート・リプレー著の『リプレーの世界奇談集』に採り上げられた。

ビンセンズ英語版の起業家ミルト・ハリス(Milt Harris)は1935年にサンタズ・キャンディキャスル英語版を開園させた。スポンサーはCurtiss Candy Companyで、米国初のテーマ別テーマパークだと言われている。街のもうひとつの観光名所であるトイ・ヴィレッジは国内の著名な玩具メーカーがスポンサーとなり、おとぎ話をテーマとしたミニチュアの建物がある。

同年、ミルト・ハリスのライバルであるイリノイ自動車クラブ・シカゴ支部長のカール・バレット(Carl Barrett)はハリスに対抗してサンタクロース公園を計画し、12月25日に町で最も高い丘に高さ22フィート(6.7メートル)のサンタクロース像を完成させた。バレットは花崗岩で造られたと宣伝したが、数年後にひび割れが見つかった際にコンクリート製であることが発覚した。

この頃、町で初めてとなる新聞のサンタクロース・タウン・ニュースとサンタクロース商工会議所が創設された。

ハリスとバレットは土地の所有権をめぐって争い、訴訟は州最高裁判所まで持ち込まれた。全国区メディアは「サンタが多すぎる」という見出しで報道した。その中でコッホ家は街の西側を開発し、次第にハリスとバレットの計画は気に止められなくなった。

1946年8月3日、引退した実業家ルイス・コッホ(Louis J. Koch)によってサンタクロースランドが開園した。サンタクロースランドは世界初のテーマパークと言われており、1984年にホリデーランドに改称、1993年にスプラッシン・サファリが併設されたことでホリデー・ワールド&スプラッシン・サファリ英語版となった。現在も 家が所有・運営しており、年間100万人以上の来園者を集めている。園内には世界一の木製ジェットコースターに何度も選ばれているThe Voyageがある[7]

近年はクリスマスレイクヴィレッジが開発され、人口は2倍に増加した。2005年、地元の開発会社はサンタクロースキャッスルとサンタクロースタウンの建物を買収し、修復して一般公開する計画を発表した。2006年7月1日のサンタクロースキャッスルを皮切りに、2011年にバレットのサンタクロース像が、2012年に街の歴史的な教会と郵便局がサンタクロース像の隣に移設された。

地理

ルドルフ湖

アメリカ合衆国国勢調査局によると、2023年の総面積は6.904平方マイル (17.88 km2)で、そのうち陸地は6.484平方マイル (16.79 km2)、水域は0.42平方マイル (1.1 km2)、割合は6.08パーセントである[1]

気候

サンタクロース (測量地座標: 北緯38度06分10秒 西経86度56分42秒 / 北緯38.1029度 西経86.9449度 / 38.1029; -86.9449, 1991-2020 precipitation normals)の気候
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
降水量 inch 3.63 3.41 4.70 5.35 5.72 4.60 4.90 4.38 3.77 3.36 3.98 4.13 51.93
降水量 mm 92.2 86.6 119.4 135.9 145.3 116.8 124.5 111.3 95.8 85.3 101.1 104.9 1,319.1
出典:アメリカ海洋大気庁[8]

住民

2020年国勢調査によると人口は2,586人である。人種別だと白人が約95パーセントを占める[2]

サンタクロースの人種・民族別統計
人種 / 民族
(NH = 非ヒスパニック)
人口[2] 割合
白人 (NH) 2,441 94.39%
アフリカ系アメリカ人 (NH) 13 0.50%
ネイティブ・アメリカンアラスカ先住民 (NH) 5 0.19%
アジア系アメリカ人 (NH) 13 0.50%
太平洋諸島系 (NH) 0 0.00%
その他の人種 (NH) 3 0.12%
混血 (NH) 48 1.86%
ヒスパニック/ラテン系アメリカ人 63 2.44%
合計 2,586 100%

交通

インディアナ州運輸局英語版は町から3マイル(4.8キロメートル)の距離まで国道231号線英語版を建設した。地元当局は国道231号線を経済を促す新たな主要な手段として宣伝している[9][10]

町を貫く主要幹線道路のインディアナ州道162号線英語版は「クリスマス・ブルーバード」の愛称で呼ばれている。

出身人物

またバスケットボール指導者のアラド・マクカッチャン英語版は引退後サンタクロースで余生を過ごした[12]

大衆文化におけるサンタクロース

関連項目

出典

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