サンディエゴ交響楽団
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1910年設立。1912年から1920年までロスコー・シュライオックが初代音楽監督を務めた後、活動停止期間があり、二代目音楽監督ニーノ・マルチェッリの時代にも楽団閉鎖に追い込まれるなど、以後楽団は活動停止、再開等を幾度となく繰り返してきた[1]。
1984年に歴史的施設フォックス・シアターを買収し、コプリー・シンフォニー・ホール (現ジェイコブズ・ミュージック・センター)として楽団の本拠地となった[2]。これにより、楽団は音響的にも優れた専用ホールを得て、活動の安定と芸術的表現の幅を広げることができた[3]。
1989年からヨアフ・タルミが音楽監督を務め、オーケストラの演奏水準を更に引き上げ、その名声を高めた。彼の指揮のもと、Naxosレーベルなどにベルリオーズの管弦楽曲集などの録音を残した[4]。しかし、彼の任期の終わりには楽団が深刻な財政難に再び陥り、1996年には一時的な活動停止を余儀なくされた。
1998年に楽団は活動を再開し、2002年にはクアルコム社の共同創業者であるアーウィン・M・ジェイコブス夫妻から巨額の寄付を受け、楽団の財政基盤は大きく安定した[1][3]。
2004年から13年間音楽監督を務めたジャジャ・リンの時代に、楽団は財政基盤の安定化などを背景に、目覚ましい成長を遂げた。2013年にカーネギーホールへのデビューを果たし、中国への演奏旅行を成功させるとともに、本格的な録音プロジェクトを開始した[1]。
2019年から、ラファエル・パヤーレが音楽監督に就任、2021年にはサンディエゴ湾に面した場所に最先端の屋外コンサート会場「レイディ・シェル・アット・ジェイコブス・パーク」がオープンし[5] 、活動の幅を広げている[6]。また、2024年にはジェイコブズ・ミュージック・センターが改装された[7]。
サンディエゴ・オペラのオーケストラとしても活動している[8]。
歴代音楽監督
- ロスコー・シュライオック(1912年–1920年)
- ニーノ・マルチェッリ(1936年–1937年)
- ニコライ・ソコロフ (1938年–1941年)
- ファビエン・セヴィツキー(1949年–1952年)
- ロバート・ショウ(1953年–1958年)
- バーナード・マレー(1959年–1966年)
- ゾルターン・ロズニャイ (1967年–1971年)
- ピーター・エロス(1972年–1979年)
- デイヴィッド・アサートン(1980年–1987年)
- ヨアフ・タルミ(1989年–1996年)
- パク・ジョンホ(1998年–2002年)
- ジャジャ・リン(2004年–2017年)
- ラファエル・パヤーレ (2019年– )[9]