サー (楽器メーカー)
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| 種類 | 私企業 |
|---|---|
| 略称 | サー |
| 本社所在地 |
アメリカ合衆国カリフォルニア州レイクエルシノア市 |
| 設立 | 1997年 |
| 業種 | その他の製品 |
| 事業内容 | 楽器製造・音響機器製造 |
| 代表者 | ジョン・サー (John Suhr) |
| 関係する人物 | Steve Smith (共同出資者) |
| 外部リンク | https://www.suhr.com/ |
サー・ギターズ(英称:Suhr Guitars)はアメリカ合衆国カリフォルニア州レイクエルシノア市の楽器製造会社である。正式名称はJS Technologies Inc(略称:JST)。 主にエレキギターやエレキベース、エフェクター、ギターアンプなどを製造している。
1974年から1976年の間、ニュージャージー州にて高校生であったジョン・サーは近所に住んでいたギター職人のロバート・ベネデットの元で師事しギター製作のキャリアをスタートさせる。その後、楽器業界に興味を持ったジョン・サーはドルー大学を卒業後の1980年に楽器店のRudy's Music Stopでリペアマンとしてアルバイトを始める。1985年にはギター製作の実力が認められ、Rudy's Music Stopのプライベートブランドのペンサの企画制作に加わり、店長との共同名でペンササー(Pensa Suhr)ブランドなども発表した。1991年にカリフォルニア州へ移住し、Custom Audio Amplifierに就職し、ギターアンプ"OD100"などを設計する。1993年には当時、技術力不足で優秀な人材を探していたフェンダーから誘いを受け、フェンダー・カスタム・ショップのシニア・マスタービルダーに就任する。マイケル・ランドウやスコット・ヘンダーソンはこの頃からの顧客である。1997年にフェンダーのCNCルーターのエンジニアで同僚であったスティーブ・スミスと共に自らのブランドであるSuhr Guitarsを設立し、念願の独立を果たした。
2015年6月に、アメリカのAvalanche InternationalがJS Technologiesを買収すると発表された。Avalancheは電子タバコの会社を傘下に持つ会社であり、なぜギターメーカーのSuhrを買収したのか注目されたが理由は明らかにならず、結局1年後の2016年7月に買収は破棄された。買収の破棄後、ジョン・サーは海外のフォーラムにおいて、今後も変わらず楽器製作を続ける旨の投稿をしており、現在も独立した体制を維持している。
製品ラインナップ
現行のラインナップは、標準的な仕様をベースとした「Pre-Configured Models」と、著名アーティストの仕様を再現した「Signature Series」を軸に展開されている[1]。2006年には選択できる仕様を限定して作り置きしコストダウンしたモデル「Proシリーズ」を販売開始。カスタムオーダーから得られたユーザーの人気の高いスペックに限定して取り込むことにより、コストパフォーマンスの高い人気シリーズとなった。
現在ではProシリーズは発展的に解消され、あらかじめ仕様が決められた「Pre-Configured Models」が事実上のカタログモデルとなっている[1]。
ギター・ベース
- Modern / Standard / Classic: 同社の基軸モデル。Modernは24フレット仕様、Standardは独自のディンキーシェイプ、Classicは伝統的なストラトキャスター(Classic S)やテレキャスター(Classic T)など、フェンダー系のシェイプである。2018年にはシングルカッタウェイの「Suhr Aura」を発表し、2019年より販売を開始した。
- Classic JM / Alt T: ジャズマスター・シェイプや、シンライン構造(Alt T)などのバリエーション。
- Signature Series: マテウス・アサト、レブ・ビーチ、スコット・ヘンダーソン、ピート・ソーン、アンディ・ウッド、イアン・ソーンリー、ジェームス・ノーバート・イヴァニ、アンドレ・ニエリらのシグネチャーモデルを展開。
- Basses: Classic J、Classic Pに加え、独自デザインの「Oso」をラインナップしている。
アンプ・エフェクター
ギター本体以外の製作でもラインナップを展開しており、CAE社での経験を生かしたオリジナルアンプやエフェクターを製作、販売している[2]。
- アンプ: Badger, Bella, Hedgehog, Hombre, PF100, PT15 / PT15 I.R., PT100, SLシリーズ
- エフェクター: Riot, Shiba Driveなどの定番歪みペダルに加え、Discovery (Analog Delay), Woodshed Comp, Koji Compなどをラインナップしている。
ピックアップ
ギターPUに関しても自社で製作しており、単体販売も行っている。
- Humbucker: Asatobucker, Thornbucker, Woodbucker, Aldrich, SSV, SSH, DSV, DSH
- Single Coil: V60, V63, V70, Woodshed, M.A.T. (Mateus Asato)
その他
2013年からはゴトー(後藤ガット)との共同開発による「サーロックペグ」を採用するなど、パーツ単位での独自開発も盛んである。
使用アーティスト
自身の名を冠した「Signature Series」を持つアーティストを中心に、数多くのトッププレイヤーに使用されている[3]。