シェフィールド・スーパートラム
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| シェフィールド・スーパートラム | |
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シェフィールド市内のパークスクエア橋を走るスーパートラム | |
| 基本情報 | |
| 国 |
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| 所在地 | サウス・ヨークシャー |
| 運行範囲 | |
| 種類 |
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| 開業 | 1994年 |
| 所有者 | South Yorkshire Mayoral Combined Authority |
| 運営者 | South Yorkshire Future Trams |
| 公式サイト | 公式ウェブサイト |
| 詳細情報 | |
| 総延長距離 | 34.6 km |
| 路線数 | 4路線 |
| 駅数 | 50駅 |
| 輸送人員 | 910万人(2024/2025年) |
| 軌間 | 1,435 mm |
| 電化方式 | 直流750 V[1] |
| 路線図 | |
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路線図 | |
シェフィールド・スーパートラム (Sheffield Supertram) は、イギリス・イングランド北部サウス・ヨークシャーのシェフィールドおよびロザラムで運行されているライトレールである。単にスーパートラムとも称する。
サウス・ヨークシャーの合同行政機構であるサウス・ヨークシャー合同行政機構 (SYMCA) が所有し、SYMCAの子会社であるサウス・ヨークシャー・フューチャー・トラムズ (South Yorkshire Future Trams Limited, SYFTL) が運営する。
1994年に運行を開始した[2]。市街地では道路上に併用軌道を敷設し、また、郊外の区間では廃線となった国鉄路線の転用により、新設軌道として建設された[3]。
しかし開業当初から乗客数は低迷、全線開業後の1995年度は800万人、翌1996年度は1000万人に留まった。この結果、初年度が約560万ポンド、1995年度は1260万ポンドの赤字が発生し、運営会社は深刻な財政問題に直面した[4]。
利用者低迷の原因として
- スーパートラムと並行して走るバス路線の再編が規制緩和によって不可能となり、民営バスとの価格・サービス競争に巻き込まれた。なお同じイギリス国内でも、マンチェスターやバーミンガム、ノッティンガムでは地元の主要バス会社が路面電車の建設運営の共同事業体に参加。またロンドンはバスの規制緩和対象から免れたことでバス路線の調整が可能であった[5]。
- 地形的な理由からルートが急勾配を避けて迂回する形態となり、所要時間が短い都心直行バスに比べて不利となった。
- 運賃収受に信用乗車方式を採用したが、バンダリズム(破壊行為)による機械の故障や規則を厳密に運用しなかった結果、機能しなかった。
- スーパートラムとバスの共通利用が州全体有効の一部の切符を除いて不可能だった。
- パークアンドライドの駐車場位置が中途半端だったり、主要道路から外れていて使用しづらかった。
- 自動車を持てない層を対象に計画されていた住宅開発が行なわれなかったり、沿線の高層アパートが取り壊されたりした結果、乗客となるべき沿線住民を失った。
- 駅が沿線の大規模ショッピングセンターから離れた所に作られた。
などが指摘されている[4]。
この状況を受け、1996年10月からは全区間で車掌を乗務させて運賃収受を行うとともに、民営化方針に則り、1997年12月にはバス会社であるステージコーチ (Stagecoach) に2024年までの運営権とともに運営会社を当初予定額の1.5 %である115万ポンドで売却した[4]。
シェフィールドの事例はライトレールを建設するに際しての企画立案、他の公共交通との調整の重要性を認識させるケースとなった[6]。
スーパートラムの再公営化
2022年10月、スーパートラムを所有するSYMCAは独立企業を発足させることに合意。2024年3月にステージコーチの運営権が切れた後のトラムは公的管理に戻されることになった[7]。SYMCAの子会社として設立されたSYFTLが運営を担うようになって以降は、サウス・ヨークシャー・スーパートラム (South Yorkshire Supertram) と呼ばれている。
路線
2018年に開始したロザラムへのトラムトレインを含め、4路線が営業している。路線はシェフィールド中心部からイギリス有数のショッピングセンターがあるメドーオール (Meadowhall)、サッカースタジアムがあるミドルウッド (Middlewood)、住宅団地があるハーフウェイ (Halfway) の3方向に分かれる形態となっている。なおミドルウッドとハーフウェイに至る路線には途中で分岐する支線がある[4]。
- 路線距離:34.6 km
- 駅数:50駅
- 軌間:1,435 mm(標準軌)
- 電化区間:全線
- 輸送実績:約910万人(2024/2025年)
運賃はゾーン制で、短距離(short journey, 運賃ゾーン2つまでの乗車)と長距離(longer journey, 運賃ゾーン3つ以上の乗車)の2区分がある[8]。乗車券は専用のスマートフォンアプリまたはウェブ上で事前に決済するか、もしくはサウス・ヨークシャー管内の交通結節点 (interchange) に設置の券売機、あるいは車掌から購入する[8]。
