シキミ酸

From Wikipedia, the free encyclopedia

()-シキミ酸
構造式 シキミ酸
識別情報
CAS登録番号 138-59-0 チェック
PubChem 8742
KEGG C00493
特性
化学式 C7H10O5
モル質量 174.15 g mol−1
示性式 C6H6(OH)3COOH
融点

185187 °C

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

シキミ酸(シキミさん、shikimic acid)は環状ヒドロキシ酸芳香族化合物が生合成される経路の重要な中間体。その名の通りシキミから発見されたが、ほとんどの植物でみられる。シキミ酸経路を構成する物質の一つ。3-デヒドロシキミ酸シキミ酸デヒドロゲナーゼ (EC1.1.1.25.) によって還元されて生成し、シキミ酸キナーゼ (EC2.7.1.71) によってリン酸化され、シキミ酸三リン酸になる。

最近では、インフルエンザの治療薬オセルタミビル(タミフル)の原料として用いられている。以前は、多段階の発酵法、多量の副生成物との分離といった課題があり、効率が悪かったが、コーヒー粕麹法により量産のめどがついた。

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI