シチシン

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Cytisine
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.006.924 ウィキデータを編集
UNII
特性
化学式 C11H14N2O
モル質量 190.24 g/mol
融点

152-153 °C

沸点

218 °C at 2 mmHg

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

シチシン(Cytisine)は、マメ科キングサリ属エニシダ属に含まれる毒性のアルカロイドである。その毒性(ネズミの半数致死量は~2 mg/kg)にもかかわらず[1]、同様の製品よりも効果は弱いが安価であるため、禁煙の治療に用いられている。分子構造はニコチンと類似しており、似たような薬理効果を持つ。過剰摂取は呼吸を妨げ、死に至ることもある。

キングサリ属(Laburnum)、アナギリス属(Anagyris)、センダイハギ属(Thermopsis)、エニシダ属(Cytisus)、ヒトツバエニシダ属(Genista)、レダマ属(Retama)、クララ属(Sophora)等のマメ科マメ亜科のいくつかの属の植物がシチシンを含む。また、ジャケツイバラ科ケンタッキーコーヒーノキもシチシンを含む。

Sophora chrysophyllaは、ほとんどの動物の致死量となるほどのシチシンを含む。キムネハシブトモンウスベニオオノメイガ、そして恐らくヒツジやヤギは様々な理由から毒の影響を受けず、Sophora chrysophyllaを食べることができる。モンウスベニオオノメイガの幼虫は、恐らくシチシンを隔離することで毒から身を守り、また警告色で捕食者からも身を守っている[2]

利用

出典

外部リンク

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