シャフハウゼン・トロリーバス
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| 基本情報 | |||
| 国 |
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| 所在地 | シャフハウゼン[1][2][3] | ||
| 路線網 | 1系統(廃止時)[2][3] | ||
| 開業 | 1966年[1][2][3] | ||
| 廃止 | 2025年[1][2][3] | ||
| 運営者 | シャウハウゼン交通会社[1] | ||
| 使用車両 | スイストロリー3(廃止時)[2] | ||
| 路線諸元 | |||
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シャフハウゼン・トロリーバス(ドイツ語: Trolleybus Schaffhausen)は、かつてスイスの都市・シャフハウゼンに存在したトロリーバス。路面電車を置き換える形で導入され、長期にわたって運行を続けたが、電気バスに置き換えられ2025年までに営業運転を終了した。廃止時はシャウハウゼン交通会社(Verkehrsbetriebe Schaffhausen、VBSH)によって運行されていた[1][2][3]。
1964年に建設が決定したシャウハウゼン市内のトロリーバスが営業運転を開始したのは1966年9月24日で、1901年から運行し老朽化が進んでいた路面電車(シャフハウゼン市電)を置き換える形で導入された。また、開通時に導入予定だった車両のうち一部が間に合わず、他都市から借用した車両が乗務員の訓練や営業運転に一時的に使用された。その後、この最初の区間は1970年に延伸が実施された他、1974年には新たな区間が開通し、それまでの系統は「1号線」、新規開通区間を経由する系統は「2号線」と呼ばれるようになった。その後、1980年に実施された、シャウハウゼンと隣接するノイハウゼン・アム・ラインファル(ノイハウゼン)へ向けての3度目の延伸に合わせて系統の再編が実施され、以降は「1号線」「2号線」「9号線」の3系統による運行となったが、1980年代後半に2号線が1号線に統合される形で廃止され、9号線も1995年10月に廃止されたため、以降は1号線のみの運行となった[4][2][3][5][6][7]。
- 1980年代のトロリーバス(1987年撮影)
その後、2008年にシャウハウゼン市内のトロリーバスの存廃の検討が実施され、将来の投資も見据えディーゼルバスや天然ガスを利用したバスへの置き換えも検討されたものの、環境負荷の面から有利であるトロリーバスの存続が決定した。また、同年以降路線バスの主力路線である3号線の電化に関する検討が始まったが、様々な車両方式を検討した結果、2017年にトロリーバスよりも大幅にコストが削減可能な電気バスを導入する方針が確定した。一方、残存したトロリーバス(1号線)については車両の充電池の交換が実施されたが、それに合わせて2020年以降ノイハウゼン内部の路線を始めとした一部区間の架線の撤去が実施され、これらの路線では充電池を用いた走行が行われた[2][6][7][8]。
そして、トロリーバスの今後の新型車両導入費用の高騰もあり、シャウハウゼン市はトロリーバスを全面的に電気バスへ置き換える決定を下した。当初は2028年に廃止される予定だったが、道路の改修工事の兼ね合いで2025年に前倒しする事となり、同年4月にノイハウゼン内部を含めた一部区間の運行が停止し、残された路線についても12月13日をもって定期運転が終了した。そして翌12月14日の午後に実施された無料のさよなら運転をもって、シャウハウゼンからトロリーバスは姿を消した[2][3]。
- 架線が撤去された区間を走行していた晩年のトロリーバス(2021年撮影)
車両
- ベルナ製車両(101 - 105、201 - 207) - 開業時に導入され1991年まで運行した、スイスの自動車メーカーであったベルナ(Berna)製の車両。通常の車体を持つ2軸バス(4 TP-A、201 - 207)と連節式車両(4 GTP、101 - 105)の2種類が存在し、そのうち2両(206、207)は延伸に合わせて1980年に他都市から譲受した車両であった。廃車後は一部がチリのバルパライソ(バルパライソ・トロリーバス)へ譲渡されている[4][3][9][7]。
- ボルボ製車両(106) - 1970年代の延伸に合わせ、1975年に導入された連節バス。1999年まで使用された[7]。
- BGT 5-25(111 - 118) - 既存の車両の置き換えを目的に1991年に8両が導入され、2011年まで使用された連節バス。ヘス、NAW、ABBのコンソーシアムによって製造された車両で、ガソリンエンジンを搭載し短距離なら架線が無い区間での走行が可能であった[7][10]。
- スイストロリー3(101 - 107) - 2011年に7両が導入された、低床式の連節バス。「スイストロリー(Swisstrolley)」はヘスが展開するトロリーバスブランドで、そのうちシャフハウゼン向け車両は充電池が搭載され、架線が無い区間での走行が可能となっていた。廃止まで使用され、以降は他都市への売却が検討されている[2][7][10]。