島は北緯 45°37' から 57°37' の間、東経 20°45' から 35°45' の間に位置する[1]。広袤は南北 24.5 キロメートル、東西 15 キロメートル、面積 347 平方キロメートルである[1]。オルーミーイェ湖の中にある島としては最大で、唯一の人が居住する島だった[1]。島の集落は、行政上は、東アーザルバーイジャーン州イールフチー地区のオスク・シャフレスターンに属するジャズィーレ村を構成する[1]。
島の地質は安山岩質と堆積岩質を含み、新生代後期の780万年まえにアゼルバイジャン地方で活発化した造山運動の結果、島が形成されたとされる[1][3]。島の北西から南東にシャーヒー山脈という山脈が走り、چپقلو という名の山が最高地点である(標高:海抜 2,175 メートル)[1]。気候は半乾燥に属す[1]。島はペリカン、カモ、フラミンゴを含む鳥類の棲息地として重要であり、行政により狩猟が禁じられている[1]。ただし20世紀末以後はオルーミーイェ湖の急激かつ大幅な減少により島の生物相は劇的に変化している[2]。
オルーミーイェ湖の湖水は最も湿潤であった最終氷期をピークとして現代にいたるまで増減を繰り返しながら全体的には減少し続けており、連動してシャーヒー島の大きさも変動した[2][3]。とくに20世紀以後はこの地方の降水量の低下と湖水蒸発量の増大により、湖水が大幅に減少した[2][3]。これに伴いシャーヒー島は東岸の部分が対岸の陸地と繋がり、恒常的に半島(陸繋島)形状になった[1][3]。