シロネ属

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シロネ属(シロネぞく、学名:Lycopus、和名漢字表記:白根属)はシソ科の一つ。

湿地に生育する多年草は対生し、縁に鋭い鋸歯があるか羽裂し、多くは葉柄は無い。は小型で各葉腋に密に生じ、小は多くは針形になる。は鐘形で等間隔に4-5裂する。花冠は小型の鐘形で、ほぼ等間隔に5裂する。雄蕊は4個で、うち下側の2個が完全雄蕊で、上側の2個は仮雄蕊となるかまたは無い。果実は分果で、扁3稜形のくさび状になり、先端は切形になる[3]

分布

ヨーロッパ、アジア、北アメリカに約10数種あり[4]、日本には5種が分布する[5]

日本に分布する種

  • コシロネ Lycopus cavaleriei H.Lév. - 別名、サルダヒコ、イヌシロネ。北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布する[5]
  • シロネ Lycopus lucidus Turcz. ex Benth. - 北海道、本州、四国、九州、東アジア、北アメリカに分布する[3]
  • ヒメシロネ Lycopus maackianus (Maxim. ex Herder) Makino - 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国東北部、東シベリアに分布する[5]
  • ヒメサルダヒコ Lycopus ramosissimus (Makino) Makino var. ramosissimus - 本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布する。コシロネ(L. cavaleriei)と区別しないことがある[5]
  • エゾシロネ Lycopus uniflorus Michx. - 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国東北部、シベリア、北アメリカに分布する[3]

和名、学名の由来

シロネ属のシロネは、「白根」を意味し、地下茎が白いのでいう[5]。また、学名の Lycopus は、ギリシャ語の lykos (オオカミ)+ pous (足)を意味し、オオカミの足に似ているためとされるが、意味は不明[6]

ギャラリー

脚注

参考文献

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