シンヒカー From Wikipedia, the free encyclopedia シンヒカーは、インド神話に登場する女性である。主に、 ダクシャの娘の1人 羅刹女(ラークシャシー) の二人が知られている。以下に説明する。 ダクシャの娘 このシンヒカーはダクシャの娘の1人で、カシュヤパ仙の妻[1][2]。魔神ラーフの母[3]。しかしダイティヤ族の1員であるともいわれ、その場合シンヒカーはディティとカシュヤパの娘でヒラニヤークシャ、ヒラニヤカシプ[4]、マルト神群と兄妹で[5]、ダーナヴァ族のヴィプラチッティとの間にラーフを生んだとされる[4][3]。 羅刹女 このシンヒカーは叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する羅刹女(ラークシャシー)。普段はランカー島沖の海中に潜んでいるが、海面に写る影を見て海中から現れて獲物を捕らえるという[6]。ハヌマーンが海を跳躍し、ランカー島に潜入しようとしたとき、海から姿を現して、天にも届くような巨大な口でハヌマーンを喰らおうとした。そこでハヌマーンはシンヒカーの口から体内に入り込み、心臓を切り裂いて倒した[6][1]。 脚注 [脚注の使い方] [1]『インド神話伝説辞典』p.185。(シンヒカー) [2]『インド神話伝説辞典』p.105。(カシュヤパ) [3]『インド神話伝説辞典』p.340。(ラーフ) [4]『バーガヴァタ・プラーナ』6巻18章13。 [5]『バーガヴァタ・プラーナ』6巻18章19。 [6]『ラーマーヤナ』第5巻1章。 参考文献 ヴァールミーキ『ラーマーヤナ』阿部知二訳、河出書房、1966年。 『バーガヴァタ・プラーナ 全訳 中 クリシュナ神の物語』美莉亜訳、星雲社・ブイツーソリューション、2009年5月。ISBN 978-4434111976。 菅沼晃 編『インド神話伝説辞典』東京堂出版、1985年3月。ISBN 978-4-490-10191-1。 Related Articles