ジェミニ7号
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| ジェミニ7号 | |||||
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徽章 | |||||
| ミッションの情報 | |||||
| ミッション名 | ジェミニ7号 | ||||
| 宇宙船 | ジェミニ7号 | ||||
| 質量 | 3,663キログラム (8,076 lb) | ||||
| 乗員数 | 2名 | ||||
| コールサイン | Gemini 7 | ||||
| 打上げ機 | タイタンII GLV #62-12562 | ||||
| 発射台 | ケープカナベラル空軍基地LC-19発射台 | ||||
| 打上げ日時 | 1965年12月4日19:30:03 UTC | ||||
| 着陸または着水日時 |
1965年12月18日 14:05:04 UTC 北緯25度25.1分 西経70度6.7分 / 北緯25.4183度 西経70.1117度 | ||||
| ミッション期間 | 13日18時間35分01秒 | ||||
| 周回数 | 206周 | ||||
| 遠地点 | 328.2キロメートル (177.2 nmi) | ||||
| 近地点 | 161.6キロメートル (87.3 nmi) | ||||
| 公転周期 | 89.39 分 | ||||
| 軌道傾斜角 | 28.89° | ||||
| 航行距離 | 9,029,771キロメートル (5,610,840 mi) | ||||
| 乗員写真 | |||||
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| (L-R) Lovell, Borman | |||||
| 年表 | |||||
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ジェミニ7号(英語:Gemini 7)はアメリカ合衆国の有人宇宙飛行であるジェミニ計画で打ち上げられた宇宙船およびその宇宙飛行計画。ジェミニ宇宙船としては6番目のものであり、1965年12月4日に打ち上げられた。
ジェミニ7号の主目的は、月飛行計画のための14日間に渡る長期宇宙滞在を実施することにあった。1965年10月にジェミニ6号を打ち上げる計画があったが、ランデブー試験を行なう対象であったアジェナ標的機が1965年10月25日に打上げ失敗したために、7号の打上げが先となった。ジェミニ7号の打上げ後、11日目にジェミニ6-A号も打ち上げられ軌道上でランデブーを行なっている。ジェミニ7号の飛行時間はジェミニ5号の7日22時間を超え、13日18時間35分01秒に及び、これはそれまでの宇宙滞在記録を更新したのみならず、1970年代のスカイラブ計画まで最長記録であり続けた。
ジェミニ7号はケープカナベラル空軍基地より1965年12月4日に打ち上げられた。宇宙船の軌道投入後、搭乗員は長時間の宇宙服着用が不快であったために、地上とのやり取りの末、宇宙服を脱ぐことにしている。周回31周目には潜水艦ベンジャミン・フランクリンがポラリス潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を試験発射するのを軌道上から観測している。打上げ5日目には高度300kmの安定した円軌道に軌道変更している。

ジェミニ6-A号が予定より遅れて12月15日に打ち上げられた。打上げロケットの排気煙はジェミニ7号からも観測されている。ジェミニ6-A号は近地点161km遠地点259kmの軌道に投入され、周回4周目までにランデブーする計画であった。打上げ94分後に、ジェミニ6-A号は軌道変更のための5km/secほどの加速を開始し、軌道高度を上げ、ジェミニ7号に追い付くコースをとった。3回の軌道修正により6-A号は近地点270km遠地点274kmの軌道に入った。この後、微修正を繰り返し、ジェミニ6-A号はジェミニ7号とのランデブーに成功した。最接近時は距離30cmまで近づいており、ランデブー状態を約270分継続している。ジェミニ6-A号はランデブー試験の成功の後、ジェミニ7号よりも先に12月16日に帰還している。
飛行11日目には、実験などもほとんど実施したため、搭乗員は読書などをして過ごしている。このころから、スラスターの不調や燃料電池の出力低下が報告され始めている。12月18日に大気圏再突入し、フロリダ半島沖の大西洋上に着水している。予定地点から11.8km離れたところであった。アメリカ国防総省もジェミニ7号の支援についており、人員10,125名と航空機125機、艦艇16隻が投入された。

ジェミニ7号はバージニア州のスティーヴン・F・ウドヴァー=ヘイジー・センターに保管展示されている。