ジヒドロウリジン

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ジヒドロウリジン
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.257.727 ウィキデータを編集
UNII
性質
C9H14N2O6
モル質量 246.217 g/mol
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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ジヒドロウリジン: dihydrouridine、略号: D[1]DHUUH2)はピリミジンヌクレオシドの1つで、ウリジンに2つの水素原子が付加されたものである。ピリミジン環は完全に飽和し、二重結合は残っていない。DはtRNArRNA分子にヌクレオシドとして存在し、対応する核酸塩基5,6-ジヒドロウラシルである。

アデニンとジヒドロウラシルの塩基対構造

Dの塩基は平面性を持たないため、らせん内でのスタッキング相互作用を阻害し、RNAの構造を不安定化する。Dは、C2'-endo型の糖の立体配座を安定化し、この配座はC3'-endo型の立体配座よりも柔軟である。その影響は5'側の隣接残基にも伝播する。シュードウリジンや2'-O-メチル化は局所的なRNA構造を安定化するのに対し、Dは反対の影響を及ぼす[2]

低温で生育する生物(好冷菌英語版)のtRNAは5,6-ジヒドロウリジンのレベルが高く(平均して40–70%高い)、凝固点やそれ以下の温度でtRNAに必要な局所的な柔軟性を与えている[3]

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