ジャスミンラクトン

From Wikipedia, the free encyclopedia

ジャスミンラクトン
Jasmine lactone
識別情報
PubChem 5352626
特性
化学式 C10H16O2
モル質量 168.23 g mol−1
外観 無色ないし淡黄色の液体
沸点

248 °C, 521 K, 478 °F

危険性
引火点 155℃[1]
関連する物質
関連する異性体 C10H16O2を参照
関連物質 γ-ジャスモラクトン
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ジャスミンラクトンは、化学式C10H16O2で表されるラクトンの一種である。

天然にはジャスミン精油の主成分として0.5~1.5%ほど含まれるほか、ガーデニアハニーサックルチューベローズの精油からも見出されている。ジャスミンやスズランなどフローラル調調合香料に使われるほか、モモ、アプリコットココナッツなどのフレーバーにも使用される。1990年代前半から、日本ゼオンにより工業生産が行われている[1]

構造

側鎖二重結合の形状による幾何異性体と、環内の不斉炭素原子による光学異性体が存在する。幾何異性体は天然、合成ともcis体となる。光学異性体では、ジャスミン油では(-)(R)体、チューベローズ油では(+)(S)体を採るが、(-)(R)体の方が香りが強い[1]

脚注

参考文献

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI