肖像画家マルク・ナティエの子としてパリに生まれる。父親と叔父のジャン・ジュヴネから学ぶ。1718年には王立絵画・彫刻アカデミーに入会が認められる。優美にして繊細なタッチで、当時流行の神話の人物に扮したモデルを描く作品が多かった。
代表作に『フランスの王女たち』四部作(エリザベート、アンリエット、アデライード、ヴィクトワールのルイ15世の娘4人を地・水・風・火のモチーフで描いたもの)、『マリ=アンリエット=ベルトレ・ド・プルヌフ夫人の肖像』(国立西洋美術館所蔵)、『ディアナに扮したポンパドゥール夫人』などがある。