ジューコフ (カルーガ州)
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今日のジューコフの町は17世紀初頭に遡る。当初は、1656年に製鉄工場が作られたこともあり、ウゴツキー・ザヴォード(Уго́дский Заво́д、「ウゴトカ川の工場」)と呼ばれていた。1780年には工場は閉鎖されるが、ウゴツキー・ザヴォードは周囲のマロヤロスラヴェツ郡の農産品を集散する市場町として存続した。19世紀には地方経済の中心の地位を次第に喪失し、宝飾品などの工芸を主とする静かな村へとなった。
1974年、ウゴツキー・ザヴォードのすぐ南にあるストレルコフカ村に生まれたソ連邦元帥ゲオルギー・ジューコフが没した際、ジューコフを記念してジューコヴォ(Жуково)と改名した。1996年には、数キロ南西にある労働者の多い町プロトヴァを併合して市となり、ジューコフと改名している。市の紋章は、ジューコフ元帥のファーストネームにちなんで聖ゲオルギイを配している。
名所
G.K.ジューコフ博物館は、ジューコフ元帥が存命中(ただしニキータ・フルシチョフにより失脚させられていた時期)の1960年に開館した。現在の建物はジューコフの死後に建てられた。彼の生地であるストレルコフカ村にも、彫刻庭園や建物を組み合わせた記念館がある。
ジューコフ地区のタルティノ村は、ナポレオンのロシア侵入(1812年祖国戦争)の際にミハイル・クトゥーゾフ元帥の司令部が一時置かれた場所で、1834年に博物館と記念碑が建てられた。
トロイツコエ村には、18世紀末から19世紀初頭にかけての啓蒙主義者で、ロシア帝国の文化・教育・科学政策を主導した女性貴族エカテリーナ・ダーシュコワ公爵夫人の地所および墓地がある。またスパス=プログナニエ村には19世紀の数学者パフヌティ・チェビシェフの博物館と墓地がある。

