ジョヴァニ・ンペシ・ペリカール

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フルネーム Giovanni Mpetshi Perricard
愛称 ジオ(Gio)
出身地 同・リヨン
ジョヴァニ・ンペシ・ペリカール
Giovanni Mpetshi Perricard
2023年全米オープンでのジョヴァニ・ンペシ・ペリカール
基本情報
フルネーム Giovanni Mpetshi Perricard
愛称 ジオ(Gio)
国籍 フランスの旗 フランス
出身地 同・リヨン
生年月日 (2003-07-18) 2003年7月18日(22歳)
身長 203cm
体重 98kg
利き手
バックハンド 片手打ち
デビュー年 2021年
生涯獲得賞金 2,868,387 アメリカ合衆国ドル
ツアー経歴・シングルス
ツアー通算 2勝
自己最高ランク 29位(2025年2月24日)
4大大会最高成績・シングルス
全豪オープン 1回戦(2025・26)
全仏オープン 2回戦(2025)
ウィンブルドン 4回戦(2024)
全米オープン 1回戦(2024・25)
ツアー経歴・ダブルス
自己最高ランク 207位(2025年6月23日)
4大大会最高成績・ダブルス
全仏オープン 1回戦(2023-25)
全米オープン 1回戦(2024)
2026年1月20日現在

ジョヴァニ・ンペシ・ペリカール(Giovanni Mpetshi Perricard, フランス語発音: [ʒɔvani m͡pɛtʃi peʁicaʁ]; 2003年7月18日 - )は、フランスリヨン出身の男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス29位、ダブルス207位。これまでにATPツアーでシングルス2勝を挙げている。身長203cm、体重98kg。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。

ジュニア時代

ペリカールはギスラン・ムペトシとシルヴィー・ペリカールの子としてリヨンで生まれた。父親はコンゴ人の元セミプロサッカー選手、母親は元バレーボール選手である。ペリカールにはアリアンヌとダフネという2人の姉妹がおり、ダフネもテニス選手である。

2021年 全仏ジュニアダブルス初優勝

2021年全仏オープン男子シングルスジュニア英語版では同胞のアルトゥール・フィスとペアを組み、ジュニアグランドスラムダブルス初優勝を果たした。同大会のシングルスではペアを組んだフィスに準決勝で6-3, 3-6, 6-7(5)の熱戦の末に敗れ、ベスト4を記録した。同年にプロ転向となり、フューチャーズをメインに下部大会を巡り、7月の「ITFフランスF10」では決勝でフィスに6-3, 4-6, 7-6(4)で破り、フューチャーズ初優勝を果たした。年間最終ランキングは597位。

2022年

昨年度同様、フューチャーズをメインに出場し、フューチャーズで2度の準優勝を飾った。年間最終ランキングは370位。

2023年 チャレンジャー初優勝

2023年全米オープンでのジョヴァニ・ンペシ・ペリカール(1)

2023年レオン・チャレンジャー英語版では決勝でフアン・パブロ・フィコビッチ英語版を6-7(5), 7-6(6), 7-6(3)の逆転で熱戦を制して、ATPチャレンジャーツアー初優勝を果たした。5月の全仏オープンにはワイルドカード(主催者推薦)で本戦初出場をするも、1回戦のジェナロ・アルベルト・オリヴィエリ英語版戦で6-7(3), 6-4, 6-4, 5-7, 1-6のフルセットの熱戦を制することができずに初戦敗退となった。6月のリベマ・オープンでは予選2試合を制して、ワイルドカードなしでのATPツアーに初参戦となるも、ジョーダン・トンプソンに4-6, 6-7(3)のストレートで初戦敗退となった。全米オープンでは予選2回戦敗退。10月のヨーロピアン・オープンでは予選2試合を勝ち抜き、本戦1回戦でロベルト・カルバレス・バエナを0-6, 6-3, 7-6(4)の逆転で破り、初戦突破。2回戦ではダビド・ゴファンを7-5, 6-3のストレートで破り、ベスト8進出を果たす。準々決勝ではアレクサンダー・ブブリクに4-6, 6-4, 2-6で敗れた。年間最終ランキングは205位。

2023年全米オープンでのジョヴァニ・ンペシ・ペリカール(2)

2024年 ツアー初優勝 トップ30入り

リヨン・オープンではワイルドカード(主催者推薦)で出場する。当時世界ランキング117位であったものの、1回戦でロレンツォ・ソネゴを6-3, 6-4、2回戦では西岡良仁の棄権により不戦勝でベスト8進出。準々決勝でユーゴ・ガストンを6-4, 4-6, 6-3、準決勝で第2シードのアレクサンダー・ブブリクを6-4, 7-5で撃破してツアー初の決勝に駒を進めた。決勝では第6シードのトマス・マルティン・エチェベリーを6-4, 1-6, 7-6 (7)で破り、ツアー初優勝を果たした。大会後には「クレイジーで、とてもいい決勝だった。第2セットは劣勢だったけど、なんとか挽回できた。この大会で優勝できてとても嬉しい。それにローラン・ギャロスに向けて大きな自信になったよ」と語った[1]

2024年スイス・インドアでのジョヴァニ・ンペシ・ペリカール

10月末のスイス・インドアでは1回戦でジェームズ・ダックワーク英語版を7-6(4), 6-3、2回戦でフェリックス・オジェ=アリアシムを6-1, 7-6(1)、準々決勝でデニス・シャポバロフを6-7(7), 6-3, 7-6(6)、準決勝でホルガ・ルーネを7-6(6), 6-4でそれぞれ下して決勝進出。決勝ではベン・シェルトンを6-4, 7-6 (4)のストレートで下し、試合時間1時間26分で見事な優勝を果たした。また、ATPツアー500で初のタイトル獲得するとともに、ツアー2勝目を挙げた。大会後には「このような大会で優勝するなんて本当に素晴らしい。自分にとっては初めてのことだ。今日の自分、そして過去5日間の自分を誇りに思えるし、ただただ幸せだ。ここで優勝できるなんて本当に素晴らしい。厳しい1ヵ月だったけど、やっぱり勝利があると全てが報われるね」とコメントした[2]。続くパリ・マスターズではワイルドカードにより初出場を果たす。1回戦でティアフォーを6-7(5), 7-6(4), 6-3で破るも、2回戦でカレン・ハチャノフに7-6(12), 1-6, 4-6で敗れたものの、大会後の11月4日には世界ランキング30位となり、トップ30入りを果たした。年間最終ランキングは31位。

2025年 マスターズ4回戦進出

年始のブリスベン国際ではプロテクトランキング(負傷などにより長期離脱した選手の救済措置)を利用し、出場した元世界ランキング13位のニック・キリオスに7-6(2), 6-7(4), 7-6(3)の激闘の末に初戦を突破[3]。2回戦でフランシス・ティアフォーを6-4, 7-6(4)、準々決勝でヤクプ・メンシークを7-5, 7-6(5)でそれぞれ下して、ベスト4進出するも、準決勝でライリー・オペルカに3-6, 6-7(4)のストレートで敗れた。全豪オープンでは第30シードとして出場。1回戦では同胞の先輩であるガエル・モンフィスに6-7(7), 3-6, 7-6(6), 7-6(5), 4-6のフルセットの熱戦の末に惜敗した。5月の2025年BNPパリバ・プリムローズ・ボルドー英語版では決勝でニコロズ・バシラシビリを6-3, 6-7(5), 7-5で破り、ATPチャレンジャーツアー5勝目を挙げた。全仏オープンでは第31シードとして出場。1回戦でジズー・ベルグス英語版を4-6, 6-3, 7-6(5), 6-4の逆転で破り、大会初勝利を挙げた。2回戦ではダミル・ジュムールに6-7(4), 3-6, 6-4, 4-6で敗れた。迎えたウィンブルドン選手権では第5シードのテイラー・フリッツに7-6(6), 7-6(8), 4-6, 6-7(6), 4-6の2セットアップの大熱戦の末に初戦敗退となるも、この試合の第1ゲームの3ポイント目にフリッツのボディに放ったサーブが時速246キロを計測し、爆発音のような打球音とともに繰り出されたサーブに会場はどよめき、驚異的な大会史上最速のサーブスピードの記録を樹立した[4][5]。10月の上海マスターズでは3回戦でフリッツを6-4, 7-5のストレートで下し、ATPマスターズ1000では初のベスト16進出を果たした[6]

プレースタイル

身長203cmからサービスエースを量産できるビックサーブが最大の武器。ファーストサーブの平均速度は217km、セカンドサーブでも198kmと両サーブにおいて速度差が少ないのが特徴である。2025年ウィンブルドン選手権において、246kmのサービスを放ったことで大会最速記録を塗り替えた[7]

ATPツアー決勝進出結果

シングルス: 2回 (2勝0敗)

大会カテゴリ
グランドスラム (0–0)
ATPファイナルズ (0–0)
ATPツアー・マスターズ1000 (0–0)
ATPツアー500 (1–0)
ATPツアー250 (1–0)
サーフェス別タイトル
ハード (1–0)
クレー (1–0)
芝 (0–0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 1. 2024年5月25日 フランスの旗 リヨン クレー アルゼンチンの旗 トマス・マルティン・エチェベリ英語版 6-4, 1-6, 7-6(7-4)
優勝 2. 2024年10月27日 スイスの旗 バーゼル ハード (室内) アメリカ合衆国の旗 ベン・シェルトン 6-4, 7-6(7-4)

成績

脚注

外部リンク

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