スケーラー
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手用スケーラー
刃部の形状によって下記の5種類がある[1]。
- 鎌型スケーラー (sickle type)
- 鍬型スケーラー (hoe type)
- 鋭匙型スケーラー (curret type)
- やすり型スケーラ (file type)
- のみ型 (chisel type)
この中でよく用いられるのは鎌型と鋭匙型の2種類である[1]。
鎌型は歯肉縁上のスケーリングに用いられる[2]。
鋭匙型は歯肉縁下のスケーリングやルートプレーニングに用いられる[1]。鋭匙型は刃部の両側に刃が付いたユニバーサルタイプと、片側に刃が付いたグレーシータイプがある[2]。グレーシータイプは片刃の7本がセットになっていて、全ての歯面に当てやすいよう角度の異なる14種類がある[2]。
手用スケーラーは専用の砥石を用いてシャープニングして使用する[2]。この時、正しくシャープニングできれいるか確認するには専用のテスト棒(テストスティック)を用いる[2]。
超音波スケーラー
超音波スケーラーの原理は、超音波発生装置による電気振動を振動子で機械振動に変換して得られた高振動エネルギーをチップに伝達し、それで生じる微細振動を利用して、注水下で歯石を剥離破砕するものである[3]。振動の周波数は約25000 - 50000 Hz[4]。破砕後の歯石は冷却のためハンドピースから噴霧される水により洗い流される[4]。
短時間で多量の歯石除去が容易で、キャビテーション効果を期待できる他、術者患者の双方に負担が少ないメリットがあるが、セメント質にダメージを与える可能性や歯面との接触の感覚がラフである点がデメリットとされる[3]。
エアースケーラー
エアースケーラーの原理は、通常のエアータービンによる圧縮空気を応用し、チップに微振動を発生させて歯石を除去するものである[5]。超音波スケーラーに比べると、歯石除去効果は低いが、歯面損傷が小さい特徴を持つ[5]。ステインの除去効果については、APA systemに及ばないとする実験結果がある[6]。


