歯肉の辺縁を基準に、歯肉縁より上に出来るものを歯肉縁上歯石、歯肉縁より下に出来るものを歯肉縁下歯石といい、その性質は大きく異なる[1]。
歯肉縁より上にできる歯肉縁上歯石は唾液中の成分に由来するもので灰白色を呈する[1]。唾液腺の開口部が好発部位である。形成速度は速いが歯面への固着力は弱く比較的容易に除去することができる[1]。
歯肉溝内もしくはポケット内の歯肉溝滲出液[2][3]や感染した歯周組織[3]からの浸出液、血液[2]由来の黒褐色の歯石である[1]。形成速度は歯肉縁上歯石に比べると遅いが、密度が高く固着力も強いため除去は困難である[1][3]。