実区間
が与えられたとき、次の4つの条件を満足する実係数をもつ多項式列

は区間
においてスツルム列(スツルム関数列)をなすという。
- 列中にある任意の隣り合う2つの多項式
と
は、区間
に於いて共通の零点を持たない。
- 列中にある任意の隣り合う3つの多項式
、
、
について、区間
に於ける多項式
の零点
に対して、その両側の多項式の
に於ける値の符号は逆になる(つまり
かつ
ならば
である)。
- 列の最後の多項式
は 区間
に於いて一定の符号を持つ(つまり
は区間
に零点を持たない)。
の区間
に於ける任意の零点を
とすれば、
である。ここで
は
の導関数を表す。
上の条件を満足するスツルム列の一つとして、多項式
とその微分
について


とおき、これにユークリッドの互除法を適用することで得られる多項式列がある:

このとき
は
と
との最大公約数であり、さらに
と
が共通根をもたない、すなわち
が単根のみをもつとき、
定数
を満足する。
また、3重対角化された対称行列
からなる行列
の主小行列式により構成される多項式列や、最高次の係数が正である直交多項式の列も区間
においてスツルム列をなす。