ステンカ・ラージン (グラズノフ)
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交響詩『ステンカ・ラージン』(露:Стенька Разин)作品13は、アレクサンドル・グラズノフが作曲した交響詩。演奏時間は約16分。
初演
1885年11月23日、サンクトペテルブルクにてゲオルギー・デュッチの指揮により初演。外国初演は1889年、パリ万国博覧会でグラズノフ自身の指揮で行われた。
編成
構成
ステンカ・ラージンとその部下の略奪、ラージンが捕らえ侍らせていたペルシアの姫、その姫の見た不吉な夢(ラージンが殺され、部下は牢獄に捕らえられ、姫はヴォルガ川の流れに巻き込まれる)、敗北を悟ったラージンが姫をヴォルガ川に投げ落とし、最後の突撃を仕掛ける様が描かれる。
ロ短調で、ヴォルガ川の波を表すチェロ、コントラバスの荒々しい響きの上に有名なロシア民謡「ヴォルガの舟唄」がトロンボーン、オーボエの順で奏される。[2]このメロディはステンカ・ラージン及びヴォルガ川、ロシアを表したものとされる。続いて弦が荒々しい動きを見せ、ラージンとその部下の略奪の様が描かれる。一転してクラリネットでペルシアの姫を表す優美な主題が奏される。続いてまたヴォルガの舟唄の変形が荒々しく奏され、姫の主題と絡み合いながら展開部を形成する。シンバルの一打ちで姫がヴォルガ川に投げ込まれる様を表し、コーダではロ長調に転じ、金管楽器でヴォルガの舟唄が朗々と奏された後、全合奏で鎮圧軍に突撃するステンカ・ラージンの軍勢が描かれ強奏のまま終わる。