大きさは5-8cmで体色は半透明な白を主とし、背中はオレンジ色っぽい色をしている事がある。全体としてはエビに似た体形を持ち、脚は非常に細長く、特に成体のオスではシオマネキのように第一鋏脚が著しく発達し、体長よりも長くなる。鋏脚は一対だが左右が非対称で、片側のみ極端に肥大化することが多い。頭胸甲(甲羅)はやや楕円形で盛り上がりがあり、若い個体では細かい毛や棘が目立つが、成熟とともに目立たなくなる。複眼は小さく、甲羅の前方に左右対になって配置される。
生息域は、日本・韓国・中国・台湾・フィリピン・オーストラリアなどの沿岸部に及ぶ。特に日本では有明海や瀬戸内海などの干潟に多く分布しており、水深1メートルから20メートル程度の浅い海域に多く見られる。柔らかい砂泥底に深さ50センチメートル前後の巣穴を掘り、内部で生活する。巣穴は単純な構造で、縦に掘られた主坑道と、広がる側坑道からなり、上部には小さな砂丘状の盛り上がりが見られることがある。
食性はデトリタス(有機物粒子)を中心とした雑食性で、巣穴の近くで底質をかき混ぜながら、前脚で砂とともに取り込んだ餌を口元に運び、選別しながら摂食する。こうした摂餌行動も、海底の物質循環に貢献している。
近縁種には、北米西岸に生息する Neotrypaea californiensis や、東アジア沿岸に分布する Neotrypaea harmandi などが知られ、これらも同様に砂泥底での巣穴生活に適応した形態を持つ。スナモグリ属の化石種については、日本各地の堆積層から報告された例があるが、現生種としては Neotrypaea petalura が広く知られている代表的な存在である。
寿命は2年程度。