スラヴァ (セルビア正教会の習慣)

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前駆授洗イオアンのスラヴァを祝う際の食卓。手前に蝋燭が差されているのは糖飯

スラヴァスラバセルビア語: Слава / Slava)は、家族の守護聖人を称える正教会の習慣である。スラヴァの習慣があるのは主にセルビア人であるが、マケドニア共和国[1]や、ブルガリア[2]、一部ではクロアチア人ムスリムゴーラ人にも見られる。

スラヴァは南スラヴ人がキリスト教を受け入れた9世紀ごろに始まった習慣と考えられている。同時期に多くの人々が同じ聖人の日に洗礼を受けたことに端を発するものとも、それぞれの氏族が氏族の守護聖人を定めたものとも言われるが、その他の人々は単にスラヴァとはそれ以前の異教の時代の守護神崇拝が姿を変えたものだと考えている。この当時、新しくスラヴァを受け入れることで、聖人によって救いを受けることができるとされた。

彼らがキリスト教を受け入れる以前のスラヴァはスラヴ神話の名残とも考えられる。セルビア人たちはかつては強固なスラヴ神話信仰を持っており、セルビア最後のスラヴ神話の神殿であったスヴェントヴィトの神殿は14世紀ステファン・ウロシュ4世ドゥシャンによって破壊されるまで残っていた。このセルビアの土地柄からも、スラヴァがかつての信仰が姿を変えたものであることが示唆されている。しかしこの考え方も確立されたものではなく、スラヴァの起源については不明な点が多い。

スラヴァはセルビア正教会の大主教聖サヴァによって初めて教会法的に導入された。

習慣

脚注

関連項目

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