スラヴ神話
スラヴ民族の神話
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概要
スラヴ神話の神々
東スラヴの神々
キエフ・ルーシでもっとも古い年代記である『原初年代記(過ぎし年月の物語)』には、東スラヴで信仰されていた神々に関する記述がある。それによれば、980年頃、ヴラジーミルが宮殿近くの丘に下記の6柱の神々の像を設置させたという[3]。
- 雷神ペルーン (Perun)
- 豊穣神ヴォーロス/ヴェレス (Volos / Veles)
- 風神ストリボーグ (Stribog)
- 太陽神ダジボーグ (Dazhbog)
- 太陽神?ホルス (Khors, Xors)
- 女性労働の守護神と母なるモコシ (Mokosh)
- 七頭神セマルグル (Semargl)
以下に、除村吉太郎訳の『原初年代記』の記述を引用する。
しかしてヴラヂミルは一人でキエフに君臨し始め、テレムの邸(やしき)の外の丘の上に偶像を建てた。銀の頭と金の髭を有(も)つ木造のペルーン、ホルス、ダージヂボグ、ストリボーグ、セマルグラ及びミコーシを《建てた》。しかして彼等を神と呼んで、彼等に礼拝し、おのが息子達と娘達を伴い来り、悪鬼共に礼拝し、おのれの生贄(いけにえ)によって大地を穢(けが)した。しかして《生贄》の血によってルーシの地とかの丘が穢された。 — 《ヴラヂミルがキエフおよびノヴゴロドに偶像を立てる》[4]
他に、以下の神々も知られている。
おそらく、スラブ神話には、天体の擬人化された神々(ペルーン、ダジボーグ、モコシ)とクトニオスの神々の両方が存在していた。[14]。
西スラヴの神々
西スラヴで信仰されていた主要な神々は、『スラヴ年代記』などの資料に十柱ほどが記録されている[15]。この地域では軍神が主に信仰されていた[16]。
南スラヴの神々
南スラヴでは下記の神が知られている[17]。
英雄の神格化
歴史上の英雄を神格化したと考えられている下記の神々も知られている[17]。
