スリラー (曲)
マイケル・ジャクソンの曲
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「スリラー」(原題:Thriller)は、1983年にマイケル・ジャクソンが発表した楽曲および同曲を収録したシングル。アメリカのビルボードチャートでは、1984年3月3日に週間4位を記録。1984年の年間ランキングは78位。
| 「スリラー」 | ||||||||||||||||
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| マイケル・ジャクソン の シングル | ||||||||||||||||
| 初出アルバム『スリラー』 | ||||||||||||||||
| リリース | ||||||||||||||||
| 録音 | 1982年 | |||||||||||||||
| ジャンル |
ディスコ ファンク | |||||||||||||||
| 時間 | ||||||||||||||||
| レーベル | エピック・レコード | |||||||||||||||
| 作詞・作曲 | ロッド・テンパートン | |||||||||||||||
| プロデュース | クインシー・ジョーンズ | |||||||||||||||
| ゴールドディスク | ||||||||||||||||
| 「#認定」を参照 | ||||||||||||||||
| チャート最高順位 | ||||||||||||||||
| 「#チャート」を参照 | ||||||||||||||||
| マイケル・ジャクソン シングル 年表 | ||||||||||||||||
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解説
1982年のアルバム『スリラー』からの第7弾シングル。この楽曲のヒットにより、この楽曲を収録したアルバムは全世界歴代1位のセールスを獲得した。しかし、アルバムがあまりにも売れすぎたこともあり日本のオリコン洋楽シングルチャートでの1位は逃した[1]。
ミュージック・ビデオ(以下MV)に使われる予算は当時5万$(当時のレートで1150 - 1200万円)程度だったのに対し、この楽曲のショートフィルムは10倍の50万$(同 1億1500万 - 1億2000万円)をかけて作られた[2]。
2010年代からは、ハロウィンソングとして再注目され、Billboard Hot 100において、2013年に初めて再登場して以降、ハロウィーンの時期になるとチャートに再登場している[注 1]。2025年11月にこの歌は10位にランクインした。
また、YouTubeにおける公式ミュージック・ビデオの再生回数は、2024年に10億回再生を達成した。マイケルの曲としては、「ビリージーン」、「They don't care about us」、「ビート・イット」に次いで4曲目である[3]。
日本では竹中直人が「レスラー」なる本作のパロディソングを発表している。
ショートフィルム
MVは13分34秒にも及ぶホラー映画風のショートフィルムであり、マイケル本人がスターリング、特殊メイクによるマイケルの狼男やゾンビが話題となった。彼の演技、ダンスがともに高く評価された。なお、監督のジョン・ランディスと特殊メイク担当のリック・ベイカーは、1981年のヒット映画『狼男アメリカン』でのコンビである。また、同映画の音楽を担当したエルマー・バーンスタインの曲もMVに使用されている。

またMV中のナレーションと最後の不気味な笑い声を、往年のホラー映画俳優であるヴィンセント・プライスが務めた(シングルでも楽曲の終盤に流れる)。プライスの起用は親交のあったクインシー・ジョーンズの妻の助言によるもの。プライス自身はこの仕事を快諾し、非常に喜んでいたという。ただ、ヘッドホンを付けての録音方法やスリラーの独特の曲にも驚いていたとされる。しかし、プライスはわずか2回でこの仕事を完璧にこなした。通常、ナレーションの録音は難しいとされており、クインシー・ジョーンズはプライスの仕事ぶりに感心したとされる。
マイケルの相手役を演じたのはオーラ・レイ。当時、このショートフィルムの出演料が支払われていないとしてマイケルを非難したが、1997年にマイケルへ謝罪している[4]。しかし、結果未払いの出演料を得るために2009年5月6日に訴えたが[5]、それから2ヶ月も経たない6月25日にマイケルが急死した[6]。
対照的にナレーションを担当したヴィンセント・プライスは、アルバムの売り上げに応じてギャラを受け取る出来高制とその場で2万ドルを受け取る2通りの方法を提示され、2万ドルの方を選択したことについて後悔をしていない。プライスについては既にキャリアを確立していたので、金銭にはあまり拘らなかったとされるが、後に大ヒットを受け、プライスは「まさかそんなことは分かるはずもなかったよ」と笑っていたという[7]。
このビデオにおいてマイケルが着用していた赤いジャケット(スリラー・ジャケット)は、当時広く模倣され、1980年代半ばに流行した最もホットなアウターウェアとなった[8]。
2009年12月30日には米国国立フィルム保存法にのっとり、ショートフィルムがアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。ショートフィルムとしては史上初であり、アメリカ議会図書館でフィルムが永久保存される事になる。
シングル盤
7インチシングルはジヤジャンで始まるイントロから途中でフェード・アウトする短縮版(4分34秒)。米国7インチ盤はEP盤の様にシングル盤用のアダプターを装着しないで聞ける。(With Rap)と併記された短縮版にラップパートのある(5分12秒)も音源もある。『King of Pop』にシングルバージョンで収録されるが、日本盤を含めた各国の盤には厳密なシングルバージョンではなく、(With Rap)と併記される短縮盤にラップパートのあるバージョンで収録されている。 12インチシングルでは、米国版や英国盤にはアルバムバージョンが収録されている。また英国盤のB面には、Remixed short versionも収録されている。米国版の方の回転数はLP同様33回転である。一方、日本盤にはスペシャル・ミックス・ロング・バージョンで収録、B面には未発表カラオケバージョンが収録されている。
クレジット
- 作詞・作曲:ロッド・テンパートン
- プロデュース:クインシー・ジョーンズ
- ナレーション(語り):ヴィンセント・プライス
- シンセサイザー:グレッグ・フィリンゲインズ、ロッド・テンパートン、ブライアン・バンクス
- シンセサイザー・プログラム:アンソニー・マリネーリ
- ギター:デイヴィッド・ウィリアムズ
- トランペット、フリューゲルホーン:ジェリー・ヘイ、ゲイリー・グラント
- サックス、フルート:ラリー・ウィリアムズ
- トロンボーン:ビル・ライヒェンバッハ
- ヴォーカル、リズム、シンセサイザー編曲:ロッド・テンパートン
- ホーン編曲:ジェリー・ヘイ
- エフェクト:ブルース・キャノン、ブルース・スウェディン
- ショートフィルムのサウンドトラック:エルマー・バーンスタイン
チャート
週間チャート
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年間チャート
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認定
| 国/地域 | 認定 | 認定/売上数 |
|---|---|---|
| オーストラリア (ARIA)[69] | 6× プラチナ | 420,000 ユニット |
| デンマーク (IFPI Danmark)[70] | プラチナ | 90,000 ユニット |
| フランス (SNEP)[71] | プラチナ | 1,000,000 枚* |
| ドイツ (BVMI)[72] | ゴールド | 250,000 ユニット |
| イタリア (FIMI)[73] | プラチナ | 30,000 ユニット |
| 日本 (RIAJ)[74] 着うたフル |
プラチナ | 250,000 DL* |
| メキシコ (AMPROFON)[75] | 4× プラチナ+ゴールド | 270,000 ユニット |
| スペイン (PROMUSICAE)[76] | 2× プラチナ | 100,000 枚* |
| イギリス (BPI)[77] 2004年からのデジタル・セールス |
2× プラチナ | 1,200,000 ユニット |
| イギリス (BPI)[78] その他のリリース |
ゴールド | 500,000 ユニット |
| アメリカ合衆国 (RIAA)[79] | ダイヤモンド | 10,000,000 ユニット |
| アメリカ合衆国 (RIAA)[80] マスタートーン |
ゴールド | 500,000 DL* |
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* 認定のみに基づく売上数 | ||