セバシン酸ジブチル

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セバシン酸ジブチル(Dibutyl sebacate、DBS)は、セバシン酸のジブチルエステルである。主な用途はプラスチック可塑剤であり、酢酸酪酸セルロースや酢酸プロピオン酸セルロース、エチルセルロースポリビニルブチラールポリ塩化ビニルポリスチレン、あるいは多くの合成ゴム(特にニトリルゴムおよびクロロプレンゴム)またはその他のプラスチックに添加される。食品包装業界で使用されるプラスチックフィルムの他、医療機器や錠剤あるいはフィルムコート剤といった医薬品用途にも使用される[2]。シェービングローションの潤滑剤の他、ノンアルコール飲料アイスクリームキャンディ、焼き菓子などの香料として食品添加物の用途もある。さまざまなプラスチック材料に使用でき、低温で特性に優れ、耐油性も良好である。商品名としてはモーフレックス(Morflex)、コダフレックス(Kodaflex)、ポリサイザー(polycizer)、プロヴィプラスト1944(Proviplast 1944)、PX404などがある。この他、魚雷推進剤オットー燃料IIに減感剤として添加されている。

概要 物質名, 識別情報 ...
セバシン酸ジブチル[1]
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.003.339 ウィキデータを編集
EC番号
  • 203-672-5
RTECS number
  • VS1150000
UNII
CompTox Dashboard (EPA)
性質
C18H34O4
モル質量 314.466 g·mol−1
外観 無色液体
密度 0.9405 g/cm3 at 15 °C
融点 −10 °C (14 °F; 263 K)
沸点 344.5 °C (652.1 °F; 617.6 K)
0.04 g/L
溶解度 ジエチルエーテルおよび四塩化炭素に可溶
構造
2.48 D
熱化学
標準定圧モル比熱, Cp 1.968 J·g−1·K−1
危険性
GHS表示:
急性毒性(低毒性)
Warning
H315, H319, H335
P261, P264, P271, P280, P302+P352, P304+P340, P305+P351+P338, P312, P321, P332+P313, P337+P313, P362, P403+P233, P405, P501
引火点 178 °C (352 °F; 451 K)
365 °C (689 °F; 638 K)
爆発限界 >0.4%
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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参考文献

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