センソウ
シソ科の植物の一種
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仙草(センソウあるいはセンゾウ[2]; 中国語: 仙草 (xiāncǎo シエンツァオ); 学名: Platostoma palustre; シノニム: Mesona chinensis, M. procumbens)は、シソ科の植物。
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センソウ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Platostoma palustre (Blume) A.J.Paton | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| センソウ、センゾウ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Chinese mesona |
概要
生態
用途

生薬
中国医学では涼粉草や仙草舅(xiāncǎojiù)の名で、乾燥した地上部の葉や茎を使用する。味は甘、性は涼であり、煎じて飲むと、暑気あたり、喉の渇き、熱毒に効用があるとされる。広東省広州市増城区では仙草と冬瓜を煎じて、暑気あたり防止、解熱の民間薬、飲料として利用してきた[6]。糖尿病、高血圧、風邪、関節炎、筋肉痛に対する治療効果がある[7]ともいわれるが、薬効が証明されていないので、日本の薬事法上は効能を書かない限り、医薬品とされない。
デザート
乾燥させて黒くなった葉や茎に重曹を少し加えて[3]煮つめた液体を漉した液体を冷やすと凝固して黒いゼリー状の食品ができる。デンプンとペクチンなどの多糖類が溶出しているからである[8]。干さないままの草から作ると緑色になる。これらを中国語で「仙草凍」(シエンツァオドン、xiāncǎodòng)、広東語で「涼粉」(リョンファン、leung4fan)、客家語で「仙人粄」(シエンニンバン)、贛語で「仙草糕」(黎川方言 シエントウコウ)、閩北語で「仙人菜」(建甌方言 シンネインツェー)と称し、日本語では一般に仙草ゼリー、英語では"Grass jelly"と呼ばれている。苦みがあるので、シロップや蜂蜜をかけて食べる事が多い。暑気あたり防止効果のあるデザートとして、香港やシンガポールでも人気が高く、ハネムーンデザートのように、フルーツやアイスクリームと組み合わせて出す店もある。昔は、これを天秤棒で担いで売り歩く姿も見られたという。台湾や福建省では露天商が販売するのを今も見ることができる。現在はフルーツゼリーと同じように樹脂容器入りや缶詰の製品も作られており、日本でも都心や中華街などの中国食材を扱う店で売られている。自宅で作れる乾燥粉末もある。客家の「仙人粄」には固める前に小豆や落花生を混ぜ入れたものもある[3]。
台湾などではところてんのように細長く切り、クラッシュアイスやシロップなどと合わせて、冷たい飲み物のようにされることもある。台湾では「仙草蜜」などと称して、缶入り清涼飲料水も製造販売されている。