センターピボット

From Wikipedia, the free encyclopedia

センターピボットによる耕作地の衛星写真、カンザス州
アメリカのコロラド州におけるセンターピボット。ドロップ型のスプリンクラーが確認できる。
ハブと制御盤。ここを中心にスプリンクラーが回転する。

センターピボット英語: center pivot irrigation)は、乾燥地域で大規模に作物を栽培するために、くみ上げた地下水に肥料を添加した後、自走式の散水管に圧送して水をまく灌漑法のことである[1]

比較的低コストで、効率良く灌漑できることが特徴で、2018年現在、同農法はアメリカ合衆国グレートプレーンズや、エジプトなどを中心に行われている。

同農法は、平均半径400メートル、最大1キロメートルの円形農場にスプリンクラーを1日あたり1回から12回程度周回させることで行われる。このときに移動速度の速い周辺部の散水量を多くして、散水の不均一を防いでいる[1]。かつては水をただ単に噴き上げるだけの方式が主流であったが、最近のセンターピボットシステムはパイプから下に枝分かれさせたドロップ型のスプリンクラーの使用やGPS装置によって事前に入力した地質、地形に合わせて散水量を調整するなどの機能を備えることで、無駄な水消費を防ぐような構造となっている[2]。なお、もともとセンターピボットは水力駆動だったが、今では電動機を使ったシステム (電力駆動) が主流となっている。


歴史

センターピボット灌漑は、1940年にコロラド州ストラスバーグの農家フランク・ザイバッハによって発明されたものである[3][4][5]

創業後2年間は19台しか売れなかった同装置であったが、彼が整備を効率化するための改良に注力した結果、事業は成功。センターピボット方式は彼の設立した会社と共に世界に広がった[6][5]

問題点

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI