センナリホオズキ属
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センナリホオズキ属(センナリホオズキぞく、学名:Physalis [1])は、ナス科の一年生または多年生草本からなる属。
属名Physalis は古代ギリシア語で「水泡、気泡、膀胱」を、physaが「胞」をそれぞれ意味し、膨らんだ風船状の萼にちなみ名付けられたとされる[2][3]。
かつてホオズキを含んでいたときは和名ホオズキ属とされていたが、ホオズキは2016年に別属Alkekengi へ移されたことから(後述)、本項では米倉(2019)[1]などに従いセンナリホオズキ属と表記する。
特徴
主な種
2025年現在、POWOでは94種を認めている[6]。YListには以下の8種2変種が帰化植物として掲載されている(食用の栽培種も含む)。
- P. acutifolia (Miers) Sandwith ナガエノセンナリホオズキ[7]
- P. angulata L. ヒロハフウリンホオズキ(広義)[8]
- P. grisea (Waterf.) M.Martinez ショクヨウホオズキ[12]
- P. heterophylla Nees ビロードホオズキ[13]
- P. longifolia Nutt. var. subglabrata (Mack. et Bush) Cronquist ウスゲホオズキ[14]
- P. peruviana L. ブドウホオズキ[15](ケープグーズベリー)
- P. philadelphica Lam. トマティーヨ(オオブドウホオズキ[16])
- P. pubescens L. ヒメセンナリホオズキ[17]
分布
POWO[6]では新大陸(北アメリカおよび南アメリカ)を主な原産地とし、世界中に広く帰化としている。
利用
ギャラリー
- ブドウホオズキの萼を開いたところ
- 熟した紫色のトマティーヨの果実
- 緑色のトマティーヨの果実
Physalis 属の分類
Physalis alkekengi (ホオズキを含む)をタイプ種としていたPhysalis は長らく和名ホオズキ属とされてきたが、P. alkekengi は2016年に従来の種名を属名とした新属Alkekengi へ移された[5]。これに伴いホオズキの学名はAlkekengi officinarum var. franchetii [21]となり、Alkekengi が新たなホオズキ属とされた。
ホオズキを含まなくなったPhysalis は、P. pubescens (ヒメセンナリホオズキ、センナリホオズキ)を新たなタイプ種としている。このような経緯から、Physalis の和名をホオズキ属と記す文献等はまだ多いが、和名をセンナリホオズキ属へ改めた出典[1][22][23]に準拠し、本項ではPhysalis の和名をセンナリホオズキ属と表記している。