ソフト老害
From Wikipedia, the free encyclopedia
元放送作家である鈴木おさむが自戒として発信した造語[2][3]。とある番組会議で、鈴木が意見を述べた際に、若手ディレクターの映像がカットになってしまったのをきっかけに、「自分の一言が若者たちの考えを妨害してしまっている」と感じたことから生まれた[4]。
「老害」と似たような意味を持つが、ミドル世代に対して扱う語とされ、自らの行動や発言がパワハラにならないように、注意を払うものの、下の世代に対して理解を示す素振りを見せるが、上の世代の意向には沿わず、結局のところ「老害」と似たような行動をしてしまうことを指す[5][4]。
「若き老害」を提唱する、労働社会学者で千葉商科大学の准教授である常見陽平は、「老害と言われるのは主に50~60代で、自分の考えや成功論の押し付け、パワハラに疎いのが特徴。一方、ソフト老害の対象となるのは20代後半~40代で、「君のためを思って」など回りくどい言い回しで、パワハラに警戒しているのが特徴」と評した[1]。
2024年の新語・流行語大賞にノミネートされた際には、「年配の人をいじるという風潮が悲しい」「選考委員会のメンバーこそソフト老害だ」など批判的な声が多く寄せられた[6]。