タイシャクカラマツ
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| タイシャクカラマツ | |||||||||||||||||||||
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| 分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Thalictrum kubotae Kadota (2005)[1] | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| タイシャクカラマツ(帝釈唐松)[2] |
タイシャクカラマツ(帝釈唐松、学名:Thalictrum kubotae)は、キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草。広島県帝釈峡の石灰岩地に生え、植物体に腺毛が密生し、萼片は花期にも宿存し、小葉柄の基部に小托葉がある。2005年に新種記載された[2][3][4][5]。
植物体全体に腺毛が密生し、少し粘る。根茎は径4mmになり、褐色で膜質の鱗片に被われ、横に伸びる。根は肥厚せず、細いひも状になる。茎は斜上して1-2回分枝し、密に腺毛があり、高さは30-40cmになる。根出葉は花時には枯れて生存しない。茎葉は4-5個互生し、葉身は2-5回3出羽状複葉で、長さ4-16cm、幅4-22cmになり、表面は灰緑色、裏面は淡青緑色になる。小葉は広倒卵形から倒卵形、または狭倒卵形になり、長さ12-33mm、幅9-22mm、先端は浅く3裂するか、3歯があり、裏面葉脈が隆起する。小葉の両面に腺毛があり、悪臭がある。葉柄の基部に托葉があり、長さ3-5mmになり、暗褐色で膜質、小葉柄の基部にも小托葉がある[2][3][4][5]。
花期は5-6月。花序は長さ7-17cmの円錐花序になり、花の径は1-1.5cmになり下垂する。花時にも宿存する萼片は4個あり、長さ4-5mmの楕円形で淡紫褐色になる。花弁はない。雄蕊は10-12個あり長さ7-12mm、葯は黄色で長さ2-5mm、花糸は糸状で白色、葯隔は淡紫褐色で突出する。雌蕊は1-2個あり、花柱は1-1.5mm、柱頭は三角形になる。果実は長さ3mmの紡錘形の痩果になり、1-2個つき、斜上し、腺毛があって、両面に4個の脈があり、果柄は無い。痩果の残存花柱は長さ1mmで先は矢じり状になる。染色体数は2n=42。カラマツソウ属のなかで花期が早い種である[2][3][4][5]。