タイーノム
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歴史
タイー族はベトナム最大の少数民族であり、主に同国北部の河川上・中流域に分布し、特にカオバン省、ランソン省、トゥエンクアン省、ハザン省といった北部の各省に集中している。
ある学者の考証によると、タイーノムはベトナムの南北朝時代の莫朝の時代に生み出された可能性がある。当時、ベトナムの北方を支配していたカオバン地域の莫朝が常に儒学を重んじていたため、当地の他の民族の文化水準も向上した。このような状況下で天文や宮廷音楽を司る官職に就いていたタイー族の儂瓊文と閉文鳳がタイーノムを作り出した。この二人は後にタイーノムの父と称えられた[1]。今なお伝わっている『論紅顔四季』の龍徳元年(1732年)の写本には、彼ら二人の姓名と役職名が今もなお明記されている。