タカベ

From Wikipedia, the free encyclopedia

タカベ
2014年7月 神津島
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: サンフィッシュ目 Centrarchiformes
: イスズミ科 Kyphosidae
亜科 : タカベ亜科 Scorpidinae
: タカベ属 Labracoglossa
: タカベ L. argenteiventris
学名
Labracoglossa argenteiventris
Peters, 1866
シノニム
  • Labracoglossa argentiventris Peters, 1866[1]
英名
Yellowstriped Butterfish

タカベ(鰖、高部、学名 Labracoglossa argenteiventris)は、イスズミ科に分類される魚の一種。本州から九州太平洋沿岸に分布する海水魚で、日本固有種である。夏の季語[2]。分類については議論が続いており、タカベ科 Scorpididaeとしている資料もある[3][4][5]

和名の由来は漁村用語で「岩礁」を意味する「たか」に、「魚」を意味する接尾辞(魚名語尾)である「べ」を付けたものとされ、主に沿岸域の岩礁地帯に生息する[6]。その他に伊豆半島で「しゃか」、高知県柏島で「べんと」、鹿児島県で「ほた」などの呼び名がある[7]

特徴

成魚は全長20 - 30センチメートルになる。体型は紡錘形で体色は背部が青色、腹部は銀色であり、背部の中心から尾鰭全体にかけて特徴的な黄色または黄金色を呈している。顎は小さく頭部は若干丸みを帯びている。岩礁近くに群棲し、動物性プランクトンなどを捕食する[7]。マアジやマサバ等と比較すると顎が非常に小さいことから釣りにくく、タカベは「餌取り名人」といえる。

タカベ 2018.6.14 鹿島港

外見が似ていることからしばしばウメイロと混同されるが、ウメイロParacaesio xanthuraフエダイ科に属する別種の魚である。タカベにおいては後背部の黄色が背鰭や尻鰭にも見られるのに対し、ウメイロの背鰭・尻鰭は黄色くない。またウメイロは全長40センチメートル程度とタカベに比較して倍近く大きい。

利用

脚注

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI