ターミナル・リスト
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| ターミナル・リスト The Terminal List | |
|---|---|
| ジャンル |
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| 原作 | Jack Carr |
| 原案 | |
| 出演者 | |
| 作曲 | Ruth Barrett |
| 国・地域 | アメリカ合衆国 |
| 言語 | 英語 |
| シーズン数 | 1 |
| 話数 | 8(各話リスト) |
| 各話の長さ | 51 - 65分 |
| 製作 | |
| 製作総指揮 | |
| プロデューサー |
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| 撮影監督 |
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| 製作 |
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| 配信 | |
| 放送チャンネル | Amazonビデオ |
| 映像形式 | 4K (UHDTV) |
| 音声形式 | ドルビーアトモス |
| 放送期間 | 2022年7月1日 - 放送中 |
| 公式サイト | |
『ターミナル・リスト』(原題:The Terminal List) は、アメリカ合衆国のアクション・スリラー・テレビドラマシリーズ。
ジャック・カーによる2018年の同名の小説を原作とし、クリス・プラットが主演を務めた。Amazon Prime Video向けに制作され、シーズン1は全8話が2022年7月1日に配信された[1]。
2023年には、シーズン2と前日譚スピンオフの制作が発表された[2]。スピンオフシリーズ『ターミナル・リスト 〜闇の狼〜』は2025年8月27日に配信開始された[3]。
シーズン2は2026年に配信予定[4]。
あらすじ
シーズン1
ネイビーシールズのジェームズ・リース少佐は、シリアで化学者カハニ殺害の特殊作戦“オーディンの剣”を実行に移すが、敵側の待ち伏せにより12名の部下が殺害され、生存したブーザーと二人だけで帰国する。
通信記録と記憶の食い違いに加え、リースは頭痛とめまいに悩まされる。ブーザーは不審な自殺を遂げ、何者かの襲撃によって妻と娘を失い、リースは妻子殺害の容疑をかけられる。リースは陰謀を暴くため、かつての戦友でCIA局員のベン・エドワーズ、かつて命を救った元軍パイロットのリズ・ライリー、記者のケイティ・ブラニクの協力を得る。
陰謀に関わった人物への復讐リスト(The terminal list)を、娘の描いた絵の裏に書き、名前を足しては殺害後に線を引いていく。脳腫瘍が判明するも、自分や妻子を襲った殺し屋たち、そして襲撃を命じたビジネスマンらを探し出しては殺す。
やがてこの陰謀の裏側に、兵士のPTSDを抑制する効果があるものの「脳腫瘍を誘発する副作用のある軍用新薬」を開発した、製薬会社の売却が背景にあると知る。贈賄された軍の高官たちが兵士を使った実験を承認し、副作用の証拠をもみ消すために偽情報で自分の隊の抹殺を謀ったことを突き止めて殺す。副作用のことを知っていた国防長官は自殺し、リースはベンが贈賄を受けとり“オーディンの剣”を仕組んだと知り殺す。
登場人物
主要人物
- ジェームズ・リース
- ロレイン・ハートリー
- 演 - ジーン・トリプルホーン、日本語吹替 - 中村綾
- アメリカ国防長官
- 作戦を失敗し殺人容疑をかけられたリースに同情する。
- 軍の予算削減案を推進する。
リースの家族・協力者
- ルーシー・リース
- 演 - アーロ・メルツ、日本語吹替 - 飯沼南実
- リースの娘
- 母親と同じく陰謀に巻き込まれて殺害される。
- リズ・ライリー
- 演 - タイナー・ラッシング、日本語吹替 - 小林さとみ
- 元アメリカ陸軍の航空隊員、現在は民間のプライベート機のパイロット。
- かつてリースに戦場で窮地から救われた恩義がある。
- マルコ・デル・タロ
- 演 - マルコ・ロドリゲス
- メキシコに住むリースの協力者。
- リースの父親の代からの友人。
- パオラ・デル・タロ
- 演 - パトリシア・デ・レオン
- マルコの妻。
軍・捜査関係者
- ジェラルド・ピラー
- 演 - ニック・チンランド、日本語吹替 - 浦山迅
- アメリカ海軍少将、アメリカ海軍特殊戦コマンド指揮官
- レナード・ハワード
- 演 - マシュー・ローチ、日本語吹替 - 菊池康弘
- アメリカ海軍大佐、海軍法務部
- ビル・コックス
- 演 - ラモニカ・ギャレット、日本語吹替 - 魚建
- アメリカ海軍中佐、シールズ指揮官
- エルネスト・ヴィッカーズ(ブーザー)
- 演 - ジャレッド・ショー
- シールズ隊員
- リースとともにミッションから帰還するが帰国後に不審な自殺を遂げる。
- ドニー・ミッチェル
- 演 - パトリック・シュワルツェネッガー、日本語吹替 - 野沢聡
- シールズの若手隊員
- マッケンジー・ウィルソン(マック)
- 演 - クリスティナ・ヴィダル、日本語吹替 - 新井笙子
- レイウンと組む連邦保安官局捜査官
- ジョッシュ・ホルダー
- 演 - ウォーレン・コール
- NCIS(海軍犯罪捜査局)の捜査官
- ビジャン・アザド
- 演 - ケイヴォン・エスマイリ
- DCIS(国防犯罪捜査局)の捜査官
企業関係者
- サウル・アグノン
- 演 - ショーン・ガン
- キャップストーン社の重役。
- マイク・テデスコ
- 演 - ポール・マクレーン
- キャップストーン社の傘下ニューベラム社のCEOで化学者。
- イライアス・ライバーグ
- 演 - カーステン・ノルガード
- ニューべラム社の買収を検討するプラノ社のビジネスマン。
- ジョーダン・グロフ
- 演 - アルトゥーロ・カストロ
- ボルトストリーム・ニュースの編集者。
- ケイティのスクープを待っている。
エピソード
シーズン1のエピソード
| 通算 話数 | シーズン 話数 | タイトル | 監督 | 脚本 | 公開日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | "記憶痕跡" "The Engram" | アントワーン・フークア | David DiGilio | 2022年7月1日 | |
| ネイビー・シールズのジェームズ・リース少佐は、シリア民主軍の情報をもとに科学者カハニを狙う“オーディンの剣”作戦を率いるが、敵の待ち伏せを受け12名の部下を失う。生き残った部下のブーザーと二人だけで帰国し、サンディエゴで元同僚で親友のベン・エドワーズと再会するが、程なくブーザーは不審な自殺を遂げる。作戦失敗の事情聴取を受ける中、リースは偽情報と通信記録の改竄を疑うが、爆薬の爆風による脳震盪の後遺症だと軍には相手にされず、自信を失い始める。頭痛やめまいに悩まされるリースは病院でMRI検査を受けるが、自宅の金庫に保管していた銃で襲われる。暗殺者を撃退し急いで帰宅するが、妻ローレンと娘ルーシーが殺害されているのを発見する。 | ||||||
| 2 | 2 | "符号" "Encoding" | エレン・クラス | David DiGilio | 2022年7月1日 | |
| 病院に暗殺者襲撃の痕跡はなく、リースは家族殺しを疑われる。リースはカハニによる陰謀と確信する。リースは事件を捜査するNCISのジョッシュ・ホルダーを疑い、ベンと記者のケイティ・ブラニクとの協力を得て真相を追う。国防長官のロレイン・ハートリーに呼び出されたリースは、カハニがアメリカ軍に殺されたことを知る。ホルダーを追う中で事件に関係していると分かると、リースはホルダーを襲撃し、サウル・アグノンに買収されたと聞きだした後に殺害する。 | ||||||
| 3 | 3 | "確信" "Consolidation" | M. J. Bassett | Daniel Shattuck | 2022年7月1日 | |
| アグノンはサンフランシスコの資産運用会社キャップストーン・インダストリーの重役だと分かり、リースは調査をケイティとベンに頼む。ケイティはリースの脳腫瘍を知り、陰謀説は彼の妄想と疑うが、殺し屋エイドリアン・ゴルドニスに襲撃され考えを改める。リースは娘の描いた絵の裏に、敵の名前(ターミナル・リスト)を記し始める。ハートリーはペンタゴンで特殊部隊の兵士の勤務時間を制限する予算削減案を発案する。アグノンはサンタバーバラでプラノ社のイライアス・ライバーグを接待し、キャップストーン傘下のニューべラム社の売却交渉を進める。リースはベンと協力し、アグノンを拘束し尋問する。アグノンは、プロジェクト‟RD4895"を進めるキャップストーンCEOのスティーブ・ホーンが黒幕であり、弁護士のマーカス・ボイキンに殺し屋を雇わせてリースの家族を殺したと明かす。情報を聞き出したリースはアグノンを薬物中毒に見せかけて殺害する。 | ||||||
| 4 | 4 | "別離" "Detachment" | フレッド・トーイ | John Lopez | 2022年7月1日 | |
| リースはワイオミング州の山でボイキンを狙撃し殺害する。その後、友人リズ・ライリーのプライベート機でメキシコに渡り、友人のマルコ・デル・タロを訪ねる。友人たちの協力を得て、妻子殺害の実行犯ナバハスとその居場所を突き止めるが、途中倒れて友人たちに脳腫瘍のことを知られる。リースは手術せずに薬で症状を抑えることを選択し、ベンらの助けを得てナバハスのアジトを襲撃し惨殺する。ホーンは軍事予算削減案を妨害し、ニューべラム社売却の利益を守るため、ハートリーの部下リチャード・フォンタナに工作する。ケイティは兄のビーチハウスに身を隠して調査を続け、ニューべラム社が新薬RD4895を軍に売り、他のシールズ隊員にも脳腫瘍の症状が多発していることを知る。FBIのトニー・レイウン、連邦保安官局捜査官のマッケンジー・ウィルソン(マック)はリースの居場所を突き止めるため、ケイティを追跡する。 | ||||||
| 5 | 5 | "破壊" "Disruption" | タッカー・ゲイツ | Olu Odebunmi & Tolu Awosika | 2022年7月1日 | |
| リースはホーンに狙いを定めるが、ホーンは民間警備会社タロス・タクティカルで身を固めている。ハートリーはフォンタナの裏切りを知り、処分する。一方ケイティはニューべラム社のCEOマイク・テデスコに接近する。テデスコはRD4895がシールズでFDA承認前に臨床試験されていたことを知ると、経緯を打ち明ける。ニューベラム社は兵士のPTSDを予防するRD4895を開発していたが、テデスコはホーンが計画を凍結したことに疑問を持っていた。テデスコはケイティにキャップテーブル(資本政策表)を渡すが、ホーンの刺客に殺される。リースはケイティを暗殺者から助け、テデスコの情報をビルに調べさせる。調査の結果、ホーンの贈賄をペーパーカンパニーを通して軍の上官ピラー提督、コックス中佐、ハワード大佐らが受け取っていたことが判明する。リースはリズに爆発成形弾の材料を頼み、襲撃の準備を進める。レイウンとウィルソンらが警戒する中、リースはホーンを白昼の市中で襲撃し護衛ともども射殺する。 | ||||||
| 6 | 6 | "無常" "Transience" | Sylvain White | Max Adams | 2022年7月1日 | |
| リースはレイウンらFBIや警察、さらには軍に追われて山中に逃げ込むが、銃撃により左腕を負傷し脳腫瘍の薬も失ってしまう。追跡者への反撃を最小限にとどめながら、爆薬で起こした土砂崩れに紛れて逃げおおせる。 | ||||||
| 7 | 7 | "撲滅" "Extinction" | フレッド・トーイ | Brooke Roberts | 2022年7月1日 | |
| リースはコロナドに戻り、ベンの助けを得る。レイウンはケイティを拘束し、ケイティの情報から軍上層部とオベロン・アナリティクス社が関係していることを突き止める。レイウンは海軍司令部を捜索し、ピラーから事件のファイルを受け取るが、ハートリーの圧力で捜査は終結させられる。リースはコックスを拘束して殺害し、ハワードを脅してピラーに報復する。リースは事件にハートリーが関係していることを突き止めリストに加える。レイウンはケイティに事件の公表を託すが、ケイティの記事はハートリーにもみ消される。 | ||||||
| 8 | 8 | "再生" "Reclamation" | Sylvain White | Lisa Long & Hennah Sekander | 2022年7月1日 | |
| ハートリーはオーカス島の屋敷に閉じこもり、タロスの兵士で防御を固めてリースを待ち受ける。ケイティを招き、薬物実験を承認したが副作用のことは知らず、賄賂は受け取っていないと語る。リースはベンとともに、シールズの友人レイフ・ヘイスティングスのボートと装備を使って島を襲撃する。レイウンらHRTはリースを追うが、追い詰められたハートリーはリースとケイティの目の前で自殺する。レイウンはリースの逃走を見逃す。3週間後、記事が公開され事件は明るみになる。ケイティは残る関係者であるオベロン社の情報をリースに伝え、リースはペルーの洋上でベンと対面する。ベンはリースの部隊が脳腫瘍に侵されていると知り、軍人としての最期を与えるため“オーディンの剣”作戦の失敗に協力し、賄賂を受け取った。しかしリースの妻子までもが殺されたと知り、リースに協力したと明かす。リースは復讐のリストを終わらせるため、ベンを撃つ。 | ||||||
原作
本作は、元Navy SEALs隊員であるジャック・カーによる2018年のスリラー小説『The Terminal List』を原作としている[5]。同作はジェームズ・リースを主人公とする小説シリーズの第1作である。シーズン2は、シリーズ第2作『True Believer』を原作とすることが2023年2月に公表された[2]。
- 『ターミナル・リスト』2022年5月。ISBN 978-4-15-041495-5(上巻)、ISBN 978-4-15-041495-5(下巻)[6][7]
- 『トゥルー・ビリーバー ターミナル・リスト2』2024年1月。(ISBN 978-4-15-041520-4(上巻)、ISBN 978-4-15-041521-1(下巻)[8][9]
シリーズはこの後も『Savage Son』『The Devil's Hand』『In the Blood』『Only the Dead』『Red Sky Mourning』が刊行されている[4]。