チベット語群
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| チベット語群 | |
|---|---|
| 話される地域 | チベット高原 |
| 言語系統 | シナ・チベット語族
|
| 下位言語 | |
| Glottolog | bodi1257[1] |
チベット語群(ーごぐん)またはボディッシュ語群(英語: Bodish languages)はチベット、北インド、ネパール、ブータン、北パキスタンで話されているチベット諸語および関連するシナ・チベット諸語をまとめた仮説上の語群である。これらの諸言語がシナ・チベット語族の中で共通祖先から派生した分岐群をなすかどうかは実証されていない[2]。
この語群を提唱したシェーファー(Shafer)は自らの分類群中で「ボディッシュ」の語を次の二段階に分けて用いている[3]。
現在、一番上のサブグループに分類された上三言語はいずれも古チベット語から派生したもので、チベット諸語として東ボディッシュ諸語と姉妹群をなすとみなされている[4]。より近年の分類では、シナ・チベット語族の中で独立した語群をなすと考えられているギャロン系諸言語が除外されている[5]。
Bradley (1997) はシェーファーがボディッシュ諸語の姉妹群とした西ヒマラヤ語群を含めた、広義の「チベット(ボディッシュ)」語群を定義している。この分類は他分類法の「チベット・カナウル語派」とおおむね一致する。この分類法では、チベット語群はチベット諸語および東ボディッシュ諸語に分けられる[6]。
東ボディッシュ諸語はシナ・チベット諸語の中でも最も研究が遅れている分野である。ブムタン語(Michailovsky and Mazaudon 1994; van Driem 1995)、ツァンラ語(Hoshi 1987; Andvik 1999)、タクパ語(Lu 1986; Sun et al. 1991)、シャンシュン語(Nagano and LaPolla 2001)のほか、ザフリン語もここに含まれるかもしれない。
シェーファーは東ボディッシュ諸語がチベット語群の中で最も保守的だとしている。
Das Gupta (1968) および Lu (2002) が東ボディッシュ諸語の文法について扱っている。クルテプ語については Hyslop (2008a, 2008b, 2009) も参照。