チャイロマルハタ

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チャイロマルハタ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: ペルカ目 Perciformes
: ハタ科 Epinephelidae
: アカハタ属 Epinephelus
: チャイロマルハタ E. coioides
学名
Epinephelus coioides
(Hamilton, 1822)
シノニム[2]
  • Bola coioides Hamilton, 1822
  • Serranus nebulosus Valenciennes, 1828
  • Cephalopholis nebulosus (Valenciennes, 1828)
  • Epinephelus nebulosus (Valenciennes, 1828)
  • Serranus suillus Valenciennes, 1828
  • Epinephelus suillus (Valenciennes, 1828)
  • Homalogrystes guntheri Alleyne & Macleay, 1877
英名
Orange-spotted grouper

チャイロマルハタ(学名:Epinephelus coioides)は、ハタ科に分類される魚類の一種。インド太平洋に分布し、河口サンゴ礁に生息する。全長1mを超える大型のハタで、体にある多数の茶色の点が特徴である。

1822年にイギリス動物学者であるフランシス・ブキャナンによって Bola coioides として記載され、タイプ産地はガンジス川の河口であった[3]。種小名は「キノボリウオ属に似た」を意味する[4]。brown-spotted rockcod、estuary cod、estuary rockcod、goldspotted rockcod、greasy cod、North-west groper、orange spotted cod、blue-and-yellow grouperなどの英名がある。

分布と生息地

スエズ湾から南アフリカまでのダーバンまでのアフリカ大陸東海岸から、マダガスカルモーリシャスレユニオンペルシャ湾を含むインド洋を通り、東はパラオフィジーまで、北は日本、南はオーストラリアまで、インド太平洋に広く分布する[1]。日本では新潟県以南の日本海側、千葉県以南の太平洋側、南西諸島で見られる[5]。オーストラリアでは、西オーストラリア州カーナーボンから北部を通り、ニューサウスウェールズ州ソリタリー諸島まで見られる[6]地中海では1969年にイスラエル沖で初めて確認され、それ以来まれに記録されている[7]。いくつかの国では養殖が行われており、こうした個体が逸脱する可能性がある[8]。海岸付近や島嶼部のサンゴ礁に生息し、幼魚は砂底、泥底、砂利底の河口マングローブで見られる[1]

形態

体は比較的長く、体長は体高の2.9-3.7倍。頭部背面の輪郭は、眼の間では平らかわずかに凸状で、前鰓蓋の角には鋸歯と浅い切れ込みがある。鰓蓋上縁は直線またはわずかに凸状である[9]。背鰭は11棘と13-16軟条から、臀鰭は3棘と8軟条から成る[2]。背鰭棘条部の鰭膜には、明確な切れ込みがある。尾鰭は丸みを帯びる。側線鱗数は58-65枚。頭部と体の背面は明るい茶色で、腹面に向かうにつれて白みが強くなる[9]。体側面には4つの暗色斑があり、背面には3-4個の暗色の鞍状斑が入る。多数の茶色またはオレンジ色の小斑点が全身に散らばる。幼魚は斑点が大きく、数も少ないが、成長するにつれて斑点が小さくなり、数が増える[6]。全長は120cm、体重は15kgに達する[2]

生態

魚類、エビカニ、その他の底生甲殻類を捕食する肉食魚。夜間は泥の中に体を埋める。部分的な雌性先熟雌雄同体であり、一部の個体は雄として生まれるが、雌は体長約67cm、7.5歳で雄に性転換する。パプアニューギニア沖では、毎月3-4日間砂泥底に集まり、約1,500尾が集団で産卵する。ペルシア湾では3-6月にかけて産卵する[1]。卵と幼生は浮遊性である[2]

人との関わり

出典

関連項目

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