Wikiwand AI

チャンプ・ラグビー

From Wikipedia, the free encyclopedia

チャンプ・ラグビー(Champ Rugby)は、イングランドにおけるラグビーユニオンクラブリーグの2部大会。イングランドラグビー協会ことラグビー・フットボール・ユニオン(RFU)が統括・運営している。

創立1987
参加チーム14
リーグレベルイングランド2部
概要 チャンプ・ラグビー Champ Rugby, 競技 ...
チャンプ・ラグビー
Champ Rugby
今シーズン・大会:
現在進行のスポーツイベント チャンプ・ラグビー2025-26
競技ラグビーユニオン
創立1987
参加チーム14
リーグレベルイングランド2部
上位大会プレミアシップ・ラグビー
下位大会ナショナルリーグ1
国イングランドの旗 イングランド
前回優勝イーリング・トレイルファインダーズ(3回目)
最多優勝ブリストル・ベアーズ (4回目)
公式サイトOfficial site
閉じる

2009-10シーズンから2024-25シーズンまでの大会名は「RFUチャンピオンシップ(RFU Championship)」だった。ブランド再構築により、2025-26シーズンから大会名および参加チーム数が刷新された[1][2]。

概要

1987年に、上位大会(後の「プレミアシップ(Premiership Rugby)」「プレム・ラグビー(Prem Rugby)」)などと共に発足した[3]。ホーム・アンド・アウェー方式の総当り戦を行う。

原則として、優勝チームは上位大会プレミアシップ(プレム)へ昇格し、最下位チームは下位大会「ナショナル・リーグワン(National League One)」へ降格する[4]。

2021-22シーズンから4年連続で、優勝チームは昇格していない。グラウンド収容人数と安全基準の要件を満たしていないことが、その理由となっている[5][6]。

2025-26シーズンから大会名を「チャンプ・ラグビー(Champ Rugby)」に変更。2チーム増やし、14チームで開催する[1]。ホームとアウェイを変えて26ラウンドを対戦。新たにプレーオフを設け、上位6チームでトーナメント戦を行う。優勝チームはグラウンド収容人数と安全基準の要件が満たしている場合、上位大会プレム・ラグビー(プレミアシップ)へ昇格する[2]。

出場チーム

2025-26シーズン:14チーム

さらに見る チーム, スタジアム ...
チーム スタジアム 収容人数 本拠地, 地域 前シーズン順位
イーリング・トレイルファインダーズ Trailfinders Sports Ground 5,000
(2,115席)
West Ealing, ロンドン 優勝
ベッドフォード・ブルーズ Goldington Road 5,000
(1,700席)
Bedford, ベッドフォードシャー 2位
コーニッシュ・パイレーツ Mennaye Field 4,000
(2,200席)
ペンザンス, コーンウォール 3位
ドンカスター・ナイツ Castle Park rugby stadium 5,183
(1,926席)
ドンカスター, サウス・ヨークシャー 4位
ハートプリー大学RFC Hartpury Stadium 2,000 Hartpury, グロスタシャー 5位
コヴェントリー Butts Park Arena 5,250
(3,000席)
コヴェントリー, ウェスト・ミッドランズ 6位
ノッティンガムRFC Lady Bay Sports Ground 3,700 ノッティンガム, ノッティンガムシャー 7位
アンプティル Dillingham Park 3,000 Ampthill, ベッドフォードシャー 8位
ロンドン・スコティッシュFC Athletic Ground 4,500
(1,000席)
リッチモンド, ロンドン 9位
チンノーRFC Kingsey Road 2,500 Thame, オックスフォードシャー 10位
カルディRFC Paton Field 4,000 Thurstaston, ウィラル, マージーサイド 11位
ケンブリッジRUFC Grantchester Road 2,200
(200席)
ケンブリッジ, ケンブリッジシャー 12位(最下位)
リッチモンド Athletic Ground, Richmond 4,500
(1,000席)
リッチモンド, ロンドン ナショナルリーグ1で優勝
ウースター・ウォリアーズ シックスウェイズ・スタジアム 12,750 ウスター, ウスターシャー 新規参加
閉じる

関連大会

関連大会 一覧
ヨーロッパ6か国 および 南アフリカ共和国 ほか
イングランドの旗・フランスの旗・アイルランドの旗・スコットランドの旗・ウェールズの旗・イタリアの旗・南アフリカ共和国の旗
上位大会 ヨーロピアンラグビー・チャンピオンズカップ
下位大会 EPCRチャレンジカップ
イングランド
イングランドの旗
フランス
フランスの旗
アイルランド・スコットランド・ウェールズ・イタリア・南アフリカ共和国
アイルランドの旗・スコットランドの旗・ウェールズの旗・イタリアの旗・南アフリカ共和国の旗
1部大会 プレム・ラグビー
(旧 プレミアシップ・ラグビー)
トップ14 ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップ
2部大会 チャンプ・ラグビー
(旧 RFUチャンピオンシップ)
プロD2 各 国内リーグ アイルランドの旗オールアイルランド・リーグ、
スコットランドの旗スコティッシュ・プレミアシップ、
ウェールズの旗スーパーラグビー・カムリ、
イタリアの旗セリエAエリート、南アフリカ共和国の旗カリーカップ
3部大会 ナショナルリーグ1 シャンピオナ・フェデラル・ナシオナル
4部大会 ナショナルリーグ2 シャンピオナ・フェデラル・ナシオナル2 各国
下位リーグ
略
5/6部大会 リージョナル1/2 略
7/8/9/10/11部大会 カウンティーズ1/2/3/4/5

歴史

1987年:National Division Two

1987-88シーズンに、イングランドにおけるラグビーユニオンの初めてのクラブトップリーグとして、以下の3つのレベルの大会が創設された。ビール会社Courage Breweryが冠スポンサーとなったため、いずれも大会名に「カーリッジリーグ(Courage League)」がつく。

  • 1部大会(12チーム):「ナショナル・ディビジョン1(National Division One)」- 後のプレミアシップ(Premiership)。
  • 2部大会(12チーム):「ナショナル・ディビジョン2(National Division Two)」- 後のRFUチャンピオンシップ
  • 3部大会(14チーム):「ナショナル・ディビジョン3(National Division Three)」- 後のナショナル・リーグワン(National League One)

初回は、ベッドフォード、ブラックヒース、ニューカッスル、ヘディングリー、リヴァプール、ロンドン・アイリッシュ、ロンドン・スコティッシュ、ロンドン・ウェルシュ、ノーサンプトン、リッチモンド、ロズリンパーク、サラセンズが参加。上位2チーム(ロズリンパークとリヴァプール)が、上位大会11位・12位に代わって、翌シーズンで昇格した[7]。

1997-98シーズンから:Premiership Two

1997-98シーズンから、冠スポンサーが保険会社Allied Dunbarに変わり、大会名が「アライド・ダンバー・プレミアシップ2(Allied Dunbar Premiership Two)」となる[8]。3つの大会はそれぞれ「Premiership(またはPremiership 1)」「Premiership 2」「Premiership 3」と区別される[9]。

2000-01シーズンから、大会名が「ナショナル・ディビジョン1(National Division One)」となり、下位3部大会は「ナショナル・ディビジョン2(National Division Two)」となる[10]。

2001-02シーズン:初めての昇格不可

2001-02シーズンで優勝したロザラムは、上位大会(プレミアシップ)のスタジアム収容能力基準などを満たせず、初めて昇格できなかった[11][12]。

2009-10シーズンから:RFU Championship

2009–10シーズンから、上位大会「プレミアシップ」に準じる プロ大会として、「RFUチャンピオンシップ(RFU Championship)」に刷新され、4チームが下部3位大会へ移籍した[10]。下位3部大会は「ナショナル・リーグワン(National League One)」となる。

2013-14シーズンから2020-21シーズンまでの8季にわたり、RFUチャンピオンシップに冠スポンサーがつき、正式大会名は「グリーンキングIPAチャンピオンシップ(Greene King IPA Championship)」という[13]。グリーンキングはビール醸造会社[14]で、IPAは「インディア・ペール・エール(India Pale Ale)」という同社が販売するビールのブランド名である[15]。

2017-18シーズンから2019-20シーズンまでの3季は、プレーオフが行われず、リーグ戦での勝ち点により、優勝(および プレミアシップへの自動昇格)が決まった。

2020年から:感染症流行の影響

新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、2019-20シーズンは予定より早く終了。最終順位は「ベストプレー記録方式(best playing record formula)」に基づいて決定され、1位は昇格、12位は降格となった[16][17]。

2020-21シーズンは例年より5か月ほど遅れた2021年3月6日に始まり、6月20日に終了。11チームがホームかアウェイで1回のみで 全10試合を行い、プレーオフは上位2チームのみで2試合行った[18]。下位大会が中止となったため、降格は無かった。上位大会「プレミアシップ」からの降格は、2020-21シーズンから2022-23シーズンまで3年にわたり停止された[19][20]。

2022年から:昇格基準の壁

2021-22シーズンから2023-24シーズンまでの3季において、プレーオフを行わず、リーグ戦の勝ち点で優勝・準優勝を決めた。優勝チームにはプレミアシップへの昇格資格が与えられるが、下記のように、いずれも昇格できなかった。

2021–22シーズンから、感染症対策以前のフォーマットに戻り、ホームとアウエーを変えた総当たり戦で、11チームがそれぞれ20試合を行った。イーリング・トレイルファインダーズが優勝したが、スタジアム収容人数基準(10,000人以上)を満たせず「プレミアシップ」への昇格ができなかった[21]。

2022-23シーズンでは4月にジャージー・レッズが優勝したが、スタジアム収容人数基準を満たせず、プレミアシップへの昇格ができなかった[22]。同チームは9月に経営破綻し、解散した[23]。

2023-24シーズンで、イーリング・トレイルファインダーズが優勝。スタジアム収容人数基準と安全基準の遵守条件を満たせず、「プレミアシップ」への昇格が再度できなかった[24]。

2024-25シーズンで、イーリング・トレイルファインダーズが連覇。しかしプレミアシップの基準を満たせず、チームとしては3回目、リーグとしては4年連続で、昇格できなかった[25]。

2025年:チャンプ・ラグビー

2025-26シーズンから大会名を「チャンプ・ラグビー(Champ Rugby)」に変更[1]。2チーム増やし、14チームで開催する。2024-25ナショナルリーグ1の優勝チームであるリッチモンドと、プロラグビーに復帰するウスター・ウォリアーズが加わる。ホームとアウェイを変えて26ラウンドを対戦。リーグ戦の上位6チームが、プレーオフ(ノックアウトトーナメント)を行う。優勝チームは、グラウンド収容人数などを満たしている場合、上位大会(プレミアシップ)へ昇格する[2]。

歴代優勝・準優勝クラブ

  ▲  は自動昇格。  ★  はプレーオフの結果による昇格。

  ●  は、優勝したが 上位大会のスタジアム基準を満たせず、昇格が認められなかったチーム[11][26][22][24][27]。

さらに見る シーズン, 出場クラブ数 ...
シーズン 出場クラブ数 優勝 準優勝 大会名 プレーオフ出場数 備考/出典
1987-88 12 ロズリンパーク▲ リヴァプール・セント・ヘレンズ▲ Courage League National Division Two 無し [7]
1988-89 12 サラセンズ▲ ベッドフォード▲ Courage League National Division Two 無し
1989-90 12 ノーサンプトン▲ リヴァプール・セント・ヘレンズ▲ Courage League National Division Two 無し
1990-91 13 ラグビー▲ ロンドン・アイリッシュ▲ Courage League National Division Two 無し
1991-92 13 ロンドン・スコティッシュ▲ ウェストハートルプール▲ Courage League National Division Two 無し
1992-93 13 ニューカッスル・ゴスフォース▲ ウォータールー Courage League National Division Two 無し
1993-94 10 セール▲ ウェストハートルプール▲ Courage League National Division Two 無し
1994-95 10 サラセンズ▲ Wakefield RFC Courage League National Division Two 無し
1995-96 10 ノーサンプトン▲ ロンドン・アイリッシュ▲ Courage League National Division Two 無し
1996-97 12 リッチモンド▲ ニューカッスル▲ Courage League National Division Two 2 3位と4位が上位大会チームと入替戦
1997-98 12 ベッドフォード▲ ウェストハートルプール▲ Allied Dunbar Premiership Two 無し
1998-99 14 ブリストル▲ ロザラム Allied Dunbar Premiership Two 無し
1999-00 14 ロザラム▲ リーズ・タイクス Allied Dunbar Premiership Two 無し
2000-01 14 リーズ・タイクス▲ ウスター National Division One 無し
2001-02 14 ロザラム● ウスター National Division One 無し [11][12]
2002-03 14 ロザラム▲ ウスター National Division One 無し
2003-04 14 ウスター▲ オレル National Division One 無し
2004-05 14 ブリストル▲ エクセター National Division One 無し
2005-06 14 ハーレクインズ▲ ベッドフォード・ブルーズ National Division One 無し
2006-07 16 リーズ・タイクス▲ アース・ティタンズ National Division One 無し
2007-08 16 ノーサンプトン・セインツ▲ エクセター・チーフス National Division One 無し
2008-09 16 リーズ・タイクス▲ エクセター・チーフス National Division One 無し
2009-10 12 エクセター・チーフス★ ブリストル RFU Championship 8
2010-11 12 ウスター・ウォリアーズ★ ベッドフォード・ブルーズ RFU Championship 8
2011-12 12 ロンドン・ウェルシュRFC★ ブリストル RFU Championship 8
2012-13 12 ニューカッスル・ファルコンズ★ ブリストル RFU Championship 4
2013-14 12 ロンドン・ウェルシュRFC★ ドンカスター・ナイツ RFU Championship
Greene King IPA Championship
4
2014-15 12 ウスター・ウォリアーズ★ ヨークシャー・カーネギー RFU Championship
Greene King IPA Championship
4
2015-16 12 ブリストル★ イーリング・トレイルファインダーズ RFU Championship
Greene King IPA Championship
4
2016-17 11 ロンドン・アイリッシュ★ イーリング・トレイルファインダーズ RFU Championship
Greene King IPA Championship
4
2017-18 12 ブリストル▲ イーリング・トレイルファインダーズ RFU Championship
Greene King IPA Championship
無し [28]
2018-19 12 ロンドン・アイリッシュ▲ イーリング・トレイルファインダーズ RFU Championship
Greene King IPA Championship
無し
2019-20 12 ニューカッスル・ファルコンズ▲ イーリング・トレイルファインダーズ RFU Championship
Greene King IPA Championship
無し [16][17]
2020-21 11 サラセンズ★ イーリング・トレイルファインダーズ RFU Championship
Greene King IPA Championship
2 上位2チームで昇格をかけたプレーオフ[29]
2021-22 11 イーリング・トレイルファインダーズ● ドンカスター・ナイツ RFU Championship 無し [21][26]
2022-23 12 ジャージー・レッズ● イーリング・トレイルファインダーズ RFU Championship 無し [22]
2023-24 11 イーリング・トレイルファインダーズ● コーニッシュ・パイレーツ RFU Championship 無し [24][30]
2024-25 12 イーリング・トレイルファインダーズ● ベッドフォード・ブルーズ RFU Championship 無し [27]
2025-26 14 Champ Rugby 6 [2]
シーズン 出場クラブ数 優勝 準優勝 大会名 プレーオフ出場数 備考/出典
閉じる

出典

関連項目

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks