チュカロサウルス

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チュカロサウルス[1]学名Chucarosaurus)は、アルゼンチンに分布する上部白亜系(中部セノマニアン階-下部チューロニアン階)のフインクル層から化石が産出した、絶滅したティタノサウルス類恐竜。本属はモノタイプであり、様々な四肢の骨と骨盤の骨から知られるチュカロサウルス・ディリピエンダC. diripienda)1種のみを含む[2]

チュカロサウルスのホロタイプ標本 MPCA PV 820 は、アルゼンチンリオネグロ州にて、後期白亜紀の中期セノマニアン期から前期チューロニアン期にあたるフインクル層の堆積物中で発見された[2]。標本は完全な左上腕骨・部分的な左橈骨・完全な左第II中手骨・左坐骨・部分的な左大腿骨および腓骨・部分的な右脛骨・部分的な未同定の中手足骨英語版からなり、これらは全て一個体に由来する[2]。化石は巨大であり、テレビ朝日の報道によれば発掘地から研究機関への運送中に車両が複数回横転したとされる[1]

追加標本 MPCA PV 821 は左大腿骨および脛骨からなり、パラタイプ標本に指定された[2]

2023年にAgnolin et al.はこれらの化石に基づき、ティタノサウルス類の新属新種としてChucarosaurus diripiendaを命名した[2]ケチュア語で「硬く制御不能な動物」を意味する"chucaro"とラテン語で「爬虫類」を意味する"saurus"を組み合わせて属名"Chucarosaurus"が命名された[2]。種小名"diripienda"は「混ぜられた」を意味するラテン語の語に由来する[2]

特徴

復元図

全長約30メートル、体重約50トンと推定される[1]

チュカロサウルスは細長い四肢を持つ大型のティタノサウルス類であった。大腿骨長は約1.9メートルで、2.5メートルと推定されるアルゼンチノサウルスのものよりやや小型である。前肢は後肢よりも短く、上腕骨長は大腿骨長の78%で、ブラキオサウルス科のような基盤的ティタノサウルス型類よりもティタノサウルス類に典型的である。他のColossosauria (en) と同様に、上腕骨の三角筋稜は遠位側の半分で厚い。坐骨には他のティタノサウルス類よりも短く頑強な iliac peduncle が存在する[2]

分類

古環境

出典

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