ツァスタバ M57
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概要
全体的な設計は、旧ソ連製のトカレフTT-33自動式拳銃をコピーしたものとなっている[1][3]。原型からの変更点としては、グリップフレームが延長されて装弾数が1発増加(8→9発)した点、マガジンセフティが追加された点などが挙げられる[1]。
フレームとスライドはスチール合金、グリップパネルはポリマーまたはウォールナットで出来ている[4]。また、クロームメッキモデルも存在する[5]。作動方式にはティルトバレル式ショートリコイル方式を採用しており、撃発機構はハンマー露出型のシングルアクション方式である[1][3]。
基本モデルでは、原型のトカレフTT-33と同じくマニュアルセフティが存在しないが、マガジンセフティが追加されており、マガジンを外した状態では射撃できない[1]。
旧ユーゴスラビア軍の標準制式拳銃として使用された[3]。軍用としては後継のツァスタバ CZ99が登場しているが、2024年時点でも、ツァスタバ・アームズ社の製品一覧には護身用拳銃として本銃が掲載されている[4]。
派生型
- M57A
- スライド左側面にマニュアルセフティを追加したモデル[6]。2024年時点でも、ツァスタバ・アームズ社の製品一覧に掲載されている[4]。
- M57S
- フレーム左側面のトリガー後方にマニュアルセフティを追加したモデル[7]。民間市場向けに開発された[7]。2024年時点では、ツァスタバ・アームズ社の製品一覧からは削除されている[4]。
- M70
- 使用弾薬を9x19mmパラベラム弾に変更したモデル[2]。これに伴い、ライフリングは4条から6条に、装弾数は8発に変更されている[2]。現在は製品名がM70Aになっている[8]。
- なお、同じくM57をベースにした拳銃で、小型・小口径化した同名のM70が存在する[2]。
- M70A
- M70のスライド左側面にマニュアルセフティを追加したモデル[2]。現在は製品名がM70AAになっている[8]。