ツェズ語
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| ツェズ語 | |
|---|---|
| цезйас мец | |
| 発音 | IPA: IPA: [t͡sɛzˈjas mɛt͡s] |
| 話される国 |
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| 地域 |
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| 話者数 | 12,467人[1] |
| 言語系統 | |
| 表記体系 | 無文字言語, キリル文字 |
| 言語コード | |
| ISO 639-3 |
ddo |
| 消滅危険度評価 | |
| Definitely endangered (Moseley 2010) | |
ツェズ語 (ツェズご: цезйас мец, цез мец) または ディド語 (グルジア語: დიდოური ენა didouri ena)は、主にダゲスタン共和国南西部のツンタに住むツェズ人によって話される言語である。北東コーカサス語族ダゲスタン語派ツェズ諸語に属する。
ツェズとはツェズ語で鷹を意味する言葉から由来しているとされるが、民間語源であると考えられている。また、ディドはジョージア語で大きいを意味する"დიდი" (didi) に由来する。 ツェズ語は言語学的記録のためにアヴァル語を基にしたキリル文字による表記法が試作されているが、無文字言語であり正書法が確立していないため、ツェズ語話者は書き言葉としてロシア語かアヴァル語を使用している。学校でツェズ語は教えられておらず、現地の子供たちは5年間アヴァル語を学習し、その後ロシア語を学ぶ。そのため、若年層はツェズ語よりもロシア語のほうが流暢である傾向がある。
語彙はアヴァル語、ジョージア語、アラビア語、ロシア語、トルコ語に影響されており、ロシア語に関しては文法にも影響を及ぼしている。そのため将来的にツェズ語がロシア語やアヴァル語にとって変わられ、ツェズ語が使われなくなることが危惧されている。