ツキイゲ

From Wikipedia, the free encyclopedia

ツキイゲ
ツキイゲ
ツキイゲ
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
階級なし : ツユクサ類 Commelinids
: イネ目 Poales
: イネ科 Poaceae
: ツキイゲ属 Spinifex
: ツキイゲ S. littoreus
学名
Spinifex littoreus
和名
ツキイゲ

ツキイゲ(Spinifex littoreus (Burn. fil.) Merr.)とは単子葉植物イネ科ツキイゲ属の植物である。熱帯から亜熱帯海岸に生育する。熱帯系の特異な海浜植物として知られる。

全体的に非常に硬い草で、粉を吹いたような白緑色である。茎は地表を這い、枝分かれして大きな集団を作る。枝先は少し立ち上がり、草丈は30-50cm位である。基部に近い位置に数枚の葉をつける。葉は長さ20cm位まで、幅は3mm程と細く、下面の断面は円形に近い。先端に向かって次第に細くなり、先は鋭い針になる。

花は夏に出る。葉の間からぬけ出して伸びた花茎の先に着く。なお、イネ科では数少ない雌雄異株である。雄株の花序は枝先に多数の針状の枝が束になったようなもので、その枝に雄小穂がまばらにつく。雌花は、同じように針状の枝が放射状に伸びた中の、その根元付近に着く。

雌花は果実が熟するにつれて特徴的な変化を示す。針状の枝が完全に放射状になって、花茎の先が針の長いのイガもしくは色の薄いガンガゼ、もしくはウニの化け物のような形になる。そして、この針山は基部から外れるようになっており、枝から離れると、果実をつけたままで砂の上に落ちる。そこに風が吹いてくると、アカザ科タンブル・ウィードの株と同様に風に吹かれて砂の上を転がって行き、どこかで種子を散布することになる。針には適当な弾力があって、砂の上で軽く弾みながら転がって行く。

日本では種子島屋久島以南の南西諸島の海岸に生え、国外では中国南部から台湾インドネシアインドに分布する。

近縁種

人間とのかかわり

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI