テッポウエビモドキ
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| テッポウエビモドキ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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長崎市にて | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類(De Grave et al. 2009) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Betaeus granulimanus Yokoya, 1927 |
テッポウエビモドキ(鉄砲蝦擬、学名: Betaeus granulimanus)は、十脚目テッポウエビ科に分類されるエビの一種。東アジアの温暖な海域に面した岩礁海岸にすむエビである[1][2]。
体長は45mmほどで、複眼は黒い点として確認できるが上面を頭胸甲に覆われる。体はほぼ平滑で目立つ棘などはなく、テッポウエビ類の特徴が表れる。第一歩脚は大きな鉗脚に発達するが、通常の十脚類なら上側にある可動指が下側についており、表面に半球形の顆粒が密布する[1]。また第一歩脚は左右で大きさが異なるが、指の形は左右とも同じで、テッポウエビ属などのような破裂音は出さない。生体の体色は緑褐色で、第一歩脚のはさみ、他の歩脚、尾扇の先端などはオレンジ色を帯びる。
日本、朝鮮半島、中国に分布し、日本では房総半島から九州にかけての温暖な地方で見られる[1][2]。
外洋に面した岩礁海岸の潮間帯下部に生息し、タイドプールでも見られる。砂礫上の転石をひっくり返すと見つかるが、動きは素早く、すぐに近くの物陰へ逃げこむ。