テトラチオン酸塩

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テトラチオン酸イオンの構造

テトラチオン酸塩(テトラチオンさんえん、英語: Tetrathionate)または四チオン酸塩は、テトラチオン酸イオンS4O2−
6
を含むの総称である。四チオン酸H2S4O6誘導体である。2つの硫黄原子の酸化数は 0 であり、残り2つの酸化数は +5 である。ジスルフィドS2−
2
三酸化硫黄SO3へ結合してできた付加物とみなすこともできる。テトラチオン酸塩はポリチオン酸塩[Sn(SO3)2]2−の一つである[1]IUPAC名は2-ジチオペルオキシ二硫酸塩。CAS登録番号は15536-54-6。

テトラチオン酸塩はチオ硫酸塩S2O2−
3
ヨウ素I2による還元によって得られる。

2S2O2−
3
+ I2S4O2−
6
+ 2I

過剰量の臭素はチオ硫酸塩を硫酸塩酸化するため、ヨウ素の代わりに臭素を用いる方法は疑問が呈されている。

構造

テトラチオン酸塩の構造は、下図のように直方体の3つの頂点を辿るような構造をとる。下図の構造はBaS4O6·2H2O、Na2S4O6·2H2OにおけるS4O2−
6
の構造である。ポリ硫化物において、一般的にS–S–S–Sの二面角は90°に近づく。

テトラチオン酸イオンの詳細な構造 Bテトラチオン酸イオンの球棒モデル

化合物

テトラチオン酸イオンを含む化合物は、四チオン酸ナトリウムNa2S4O6四チオン酸カリウムK2S4O6四チオン酸バリウム二水和物BaS4O6·2H2Oなどが挙げられる。

性質

関連項目

脚注

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