テラパワー
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現在世界で稼働している軽水炉(PWR, BWRなど)は濃縮ウランを使用し、数年おきに燃料交換を必要とするが、進行波炉(TWR, Traveling Wave Reactor)はウラン濃縮過程で生成される劣化ウランを使用し、最長100年間燃料交換なしで運転可能とされる[2][3][4]。テラパワーが研究中のTWRの出力は軽水炉並みの10万から100万キロワットとみられている[5][4]。
2010年当時のテラパワーの企業目標には以下が含まれていた(ジョン・ギルランドCEOのプレゼンテーションより[6])。
- ウラン濃縮施設の無用化、最終的には廃止
- 将来的な再処理工場の無用化
- 天然または劣化ウランの燃料としての活用
- クリーン・コール技術に対する自己資本コスト競合力の確保
2009年11月6日、ビル・ゲイツとテラパワー幹部が東芝の横浜事業所(横浜市磯子区)と京浜事業所(同鶴見区)を視察、12月1日には東芝と秘密保持契約(NDA)を締結した[5][4]。東芝は2014年に米国で1号機が着工予定であった小型炉「4S」を開発しており、4Sは燃料交換なしで30年間稼働、出力1万キロワットである[3][4]。4Sの技術の多くがTWRに転用可能とされる[5][4]。
