テレビ朝日本社ビル
東京都港区六本木(六本木ヒルズ内)にあるビル
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スタジオ
スタジオは全部で12か所ある。HD/SD切替方式。BS朝日向けの放送を含めて生放送番組はすべてハイビジョン制作である。
大型スタジオである第1、第2スタジオは地下1階に、主に報道・情報系番組で使用されている第3、第4、第5スタジオ、および報道局と一体化された報道スタジオ(ニュースルーム・スタジオ)は4階に位置している。21、22、61、62、64、65スタジオは、主に中継番組の送出サブ(受けサブ)やBS・CSの番組で使用されており、スタジオ部分の床面積は狭い[2]。
テレビ朝日本社ビルの床面積は、他の在京キー局と比べ狭く、これにより一般的な汎用スタジオも少ないため、旧本社と同じ敷地に現存するアーク放送センターは近代化工事を経て、現在も事実上の「本社別館」として相互補完をしながら運用している。
なお、第3・第4・第5スタジオおよびニュースルームは同一フロアに存在しており、共通の美術倉庫「アレンジメントスペース」[5] に繋がっている。報道を中心に情報系番組はほぼすべてがこれらのスタジオ群で制作されている。主に『報道ステーション』『スーパーJチャンネル』『グッド!モーニング』で使用する第4スタジオとニュースルームのサブ(副調整室)はどちらも報道専用として設計されており、相互・統合運用を可能としている。(非常時および報道系生番組連続編成時の相互補完機能など。)
- 第1スタジオ(地下1階、245坪) - 『ミュージックステーション』『題名のない音楽会』『ビートたけしのTVタックル』『Qさま!!』『M-1グランプリ』(朝日放送テレビ制作)[注釈 1] など。ドラマ収録や、毎年1月1日の『羽鳥慎一 モーニングショー 新春特大スペシャル』でも使用。かつては『「ぷっ」すま』『くりぃむVS林修!クイズサバイバー』『お笑い二刀流 MUSASHI』などでも使用。
- 第2スタジオ(地下1階、205坪) - 『アメトーーク!』『くりぃむクイズ ミラクル9』『ナニコレ珍百景』『関ジャム 完全燃SHOW』『有吉クイズ』など。かつては『サンデープロジェクト』『あいつ今何してる?』『中居正広のキャスターな会』『タモリ倶楽部』などでも使用。
- 第3スタジオ(4階、165坪) - 『グッド!モーニング』(2018年2月から)『大下容子 ワイド!スクランブル』(2014年4月から2018年2月までは第5スタジオ)『報道ステーション』(2018年1月から。2017年12月までは第4スタジオ)『サタデーステーション』など。かつては『スーパーモーニング』『モーニングバード!』『虎の門』『SmaSTATION!!』『サンデースクランブル』『サンデーステーション』でも使用。
- 第4スタジオ(4階、165坪) - 『羽鳥慎一モーニングショー』『スーパーJチャンネル』『朝まで生テレビ!』『有働Times』など。かつては『ニュースステーション』『サタデースクランブル』『報道ステーション SUNDAY』『週刊ニュースリーダー』『サンデーLIVE!!』でも使用。
- 第5スタジオ(4階、65坪) - 『いま世界は』→『日曜スクープ』(BS朝日、2013年3月31日 - 2015年3月29日は第4スタジオ)など。また『週刊ニュースリーダー』でも第4スタジオが使用出来ない場合に使用される。
- ニュースルーム(4階、47坪) - 報道局内に設置された報道専用のオープンスタジオ。他局ではスタジオと別に配置している「顔出しブース」を兼ねている。『ANNニュース』『ANN NEWS&SPORTS』『スーパーJチャンネル(週末・年末年始版)』『News Access』(BS朝日)など。緊急報道の場合は『スーパーJチャンネル(平日版)』『報道ステーション』などでもこのスタジオから放送されることがあるほか、BS朝日にもこのスタジオから地上波と同時で放送されることもある。

- EXけやき坂スタジオ(1階、74坪)[6] - 『AbemaMorning』『けやきヒル's NEWS』『AbemaPrime』『けやきヒルズ』『ABEMA的ニュースショー』(AbemaNews)。かつては『AbemaWave』『こちらみんカメ編集部』でも使用していた。スタジオに改装される前は多目的イベントスペース「umu」として、一般にも貸し出されていた。
- 21スタジオ(2階、22坪) - スポーツ中継用サブ
- 22スタジオ(2階、15坪) - スポーツ中継用サブ
- 61スタジオ(6階、23坪) - 『世界水泳』『サッカー日本代表戦』などのスタジオパート
- 62スタジオ(6階、11坪)
- 64スタジオ(6階、19坪) - かつては『極上!旅のススメ』『CNNサタデーナイト』(BS朝日)、また一般見学等に使用
- 65スタジオ(6階、21坪) - 『News Access』(BS朝日/テレ朝チャンネル2)『ニュースの深層』→『津田大介 日本にプラス』(テレ朝チャンネル2)『AbemaNews』(AbemaTV)
六本木センター
テレビ朝日の前身にあたる日本教育テレビ(NETテレビ)は、開局当時に
などを社屋の建設候補地に挙げていたが、その中から
- 交通の利便性が良いこと
- 将来的な土地の拡張が可能であること
- 通信系統や電力が容易に得られること
- 建設がしやすいこと
などを考え、麻布北日ヶ窪町45番地(後に、麻布材木町55番地に住居表示を変更。現在の六本木6-4-10)の9,100平方メートルの敷地を社屋の建設地に決定した[7][8]。この地には、戦前まで真田伯爵家の邸宅があり、戦後は東急電鉄を経て、買収時点では東映が所有していた。敷地内にあった稲荷神社は社屋建設により解体されるが、1964年に当時NETテレビ技術局に勤務していた真田伯爵家13代目当主・真田幸長の助言を受け、伏見稲荷大社から分霊を受ける形で本館屋上に「NET稲荷」(1977年の社名変更に伴い「テレビ朝日稲荷」に改称)が建立され、再開発を経て2002年に現社屋の7階屋上に再建されて現在に至る[9][10]。
初代社屋の設計者は久米建築事務所、施工は清水建設。1958年11月24日、日本教育テレビが本社社屋の竣工式を行った。当時の本館ビルは4階建て、中央のエレベーター塔より西側の部分にオフィス部分を設置し、東側に第1スタジオ(413㎡)、第2スタジオ(330㎡)、第3スタジオ(330㎡)、第4スタジオ(222㎡)と4つのスタジオを設置した。地下部分は社員食堂、空調設備、電力設備のスペースになっていた[11]。
NETテレビの社屋は、その後も事業拡大とともに増築を重ねてきた。
1965年には第1別館(延べ面積2,092㎡)が完成され、分散していた報道機能が集約された[12]。1970年には事務所用の第3別館(地上4階・地下1階建て、延べ面積5,365㎡)と第7スタジオ[11]が、1973年には地上6階・地下2階の第4別館(延べ面積4,177㎡)がそれぞれ完成した[13]。
1979年には、隣接していた旧ニッカウヰスキー東京工場跡地にあるレンガ館・つた館をテレビ朝日が取得し、同局が独占放送する1980年モスクワオリンピックを控えていたスポーツ局が入居した[14]。また、1980年には六本木通りに面した社有地に地上6階・地下2階の六本木別館(延べ面積2,468㎡)を完成した[15]。1970年代末期、六本木センターは本館、第1 - 第5別館、本館事務所棟、新事務所棟、5スタ棟、レンガ館、大道具棟、リハーサル棟、中継機材庫など、合わせて13棟にもおよぶ建築群への発展を遂げた。
1985年にはテレビ朝日アーク放送センターが完成して報道機能が移転、報道・情報系生番組は同所で制作されるようになった。1986年には本社機能が同所へ移転し、それに伴い、六本木にある旧社屋は「六本木センター」に改称し、バラエティ・音楽番組などの制作で引き続き使用された。また、登記上本店も六本木センターのままだった。
2000年2月末をもって、六本木ヒルズ及びテレビ朝日新社屋竣工に伴い、解体された。
スタジオ
- 第1スタジオ(125坪)
- 第2スタジオ(100坪)
- 第3スタジオ(100坪) - 主に『モーニングショー』で使用。後に報道専用スタジオに改装。
- 第4スタジオ(67坪) - 初期の『モーニングショー』で使用。
- 第5スタジオ(150坪)
- 第6スタジオ(141坪)
- 第7スタジオ(233坪) - 主に『ミュージックステーション』『ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー』等にて使用。
四谷放送センター
新宿区四谷に立地し、スタジオ2つを有して1997年から新社屋完成までの期間、六本木センターの代替スタジオとして運用されていた[16]。この当時はアーク放送センターにあった主調整室とも接続されており、このスタジオから受けサブなしで生放送が可能であった。テレビ朝日が現本社ビルへ移転した後には、テイクシステムズ管理下の貸スタジオとして2005年まで運用されており、その後はCSデジタル放送制作会社へ譲渡され、現在は東急グループのポスプロ会社・イメージスタジオ109が保有している[17]。
スタジオ
収録番組を中心に、『トゥナイト2』など一部生放送の番組でも使用されていた。
- 11スタジオ(HD/SD、155坪)
- 12スタジオ(SD、100坪)
東陽町放送センター
江東区新砂にあり、2000年から[18]新社屋完成までの期間、六本木センター第7スタジオの代替スタジオとして運用されていた。四谷同様にアーク放送センターにあった主調整室と接続されており、同所から受けサブなしで生放送が可能な設備であった。
こちらは四谷放送センターとは違い、期間限定で借用した土地に期間限定で建造された建物であり[19]、グランドスタジオクラスの汎用スタジオ1つのみで運用されていた。生放送のレギュラー番組としては『ミュージックステーション』で運用されており、それ以外では広いスタジオを必要とする番組の収録に使われていた。なお、東陽町放送センターは先述通り期間を限定して建てられたことから、現本社稼働後直ちに閉鎖され解体、その後本来の土地所有者に戻された。
