テロール・ピンダン
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インドネシア
今日ではテロール・ピンダンはインドネシア群島全域に広まっているが、特に中部ジャワ州と東ジャワ州のジャワ料理[3]、および南スマトラ州の食文化で重要な位置を占める。中華の茶葉蛋と似ているが、インドネシア版では茶葉の代わりにチークの葉、グアバの葉、エシャロットの余った皮を用いる[4]。色付けにチークの葉を用いるのは、数百年にわたってチークの木の産地として有名だったジャワ島に起源を持つことを示唆しているかもしれない。チークの葉はまた、ジョグジャカルタのグドゥッに赤茶けた色を付けたり、ジャワ島伝統の布地であるバティックの染料としても用いられる。インドネシア料理では普通のタマネギよりもエシャロットが好まれるが、その皮はテロール・ピンダンを作るのに不可欠なので剥いた後で取っておかれる。
テロール・ピンダンはトゥンペンやナシクニン、ナシチャンプルの具材としても使われる。ジョグジャカルタではナシグドゥッ[5][リンク切れ]や白米[6]のおかずにもされる。インドネシア風中華料理のロントン・チャップ・ゴ・メにも入れられる。トゥンペン、ナシクニン、ロントン・チャップ・ゴ・メはそれぞれの文化における重要な祭事料理であり、そのため古くから多産、再生、幸運の象徴とされてきた卵が用いられる[7]。