テンプ空軍基地
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概要
テンプ空軍基地は、1949年に極地観測拠点としてコテリヌイ島に設置された施設であり、1990年代初頭まで運用されていた[2]。2013年9月にロシア国防省が施設の復旧計画を発表、150名の復旧作業部隊が派遣され、10月29日にはAn-72輸送機が復旧後の第一便として着陸に成功している[2]。
2014年にはセヴェルヌイ・クローバー(ロシア語: Северный клевер)と呼ばれる、200名の兵士を収容可能なモジュール型施設が設置された[3]。セヴェルヌイ・クローバーは、発電設備、浄水設備、下水処理設備を備え、居住区画は兵士用4人部屋と士官用2人部屋に分かれている[4]。管理・複合区画にはオフィス、食堂、集会ホール、ジム、サウナなどがあり、外部に出ることなく生活が可能となっている[4]。なお、施設に使用される建材には高い防火性能が備わっており、サンドイッチパネルや二重サッシ、断熱材を多用し、床暖房が備わっている[4]。2015年9月の段階で640名以上が従事し、約60両の重機を投入して作業を行っていた[4]。
滑走路は2024年までの間に拡張され、全長2,100メートル、幅130メートルとなり、Tu-95戦略爆撃機やTu-160戦略爆撃機を含む、ロシア航空宇宙軍が運用するほぼすべての機種の受け入れが可能となった[5][6]。
所在部隊
2024年時点で、テンプ空軍基地にはパーンツィリ-SA近距離対空システム、K-300P地対艦ミサイルシステム、S-300地対空ミサイルシステムが配備され、基地の北側にはソプカ-2空域監視レーダーシステムが設置されている[5]。