会社設立は1975年だが、1970年代からラリー・ディマジオ自身の手による試作ピックアップ数点をNAMMショーの即席ブースで出展した所、好評を博しメーカーとしての地歩を固める。そのNAMMショー出展時の際に発表したピックアップの中の一つである「スーパーディストーション(Super Distortion)」と呼ばれる高出力タイプのハムバッカーは、派手なディストーションサウンドが得られるピックアップとして、ハードロック全盛のアメリカでキッスのエース・フレーリーらのミュージシャンに広く受け入れられた。
同社はその後、数多くのミュージシャンやメーカーと共同開発を行っている。スティーヴ・ヴァイのために作製したピックアップ「Evolution」や、イングヴェイ・マルムスティーンとの共同開発の「YJM(現名 HS-4)」、ストラトキャスターモデルのピックアップをローノイズで再現した「HS-2」や「HS-3」、ギブソン社のP-90にハウリング対策を施したモデルが有名。メーカーのピックアップ製造の下請けも行っており、BCリッチやアイバニーズ、パーカーギターズ、サドウスキー、マルキオーネ、サー初期などのメーカーのピックアップ製造もしている。また後発のメーカーに比して安価であることも人気を後押ししている。
また、現在セイモア・ダンカンやフェンダー、トム・アンダーソンなどで幅広く採用されているスタックド・シングルコイルはディマジオが開発したものである。