デンキナマズ科

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デンキナマズ科
デンキナマズ Malapterurus electricus
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
上目 : 骨鰾上目 Ostariophysi
: ナマズ目 Siluriformes
: デンキナマズ科 Malapteruridae
英名
Electric catfishes
下位分類
本文参照

デンキナマズ科学名Malapteruridae)は、ナマズ目に所属する魚類の分類群()の一つ。発電器官をもつことで知られ、デンキナマズなど淡水魚のみ2属21種が含まれる[1]

デンキナマズ科の魚類はすべて淡水魚で、アフリカ熱帯域およびナイル川水系の河川に分布する[1]

本科魚類は非常に強い発電を行うことでよく知られている[1]。ナマズ目の仲間の多くが体表に電場を感じ取る受容器をもつが、発電器官を備えるのは本科のみである[1]。その発電力はデンキウナギデンキウナギ目)に次いで強く、獲物を捕えるため、あるいは外敵を撃退するために用いていると考えられている[2]

形態

デンキナマズMalapterurus electricus)。円筒形のずんぐりした体と、後方に位置する脂鰭が本科魚類の特徴である

やや細長く円筒形で、ソーセージに似た体型をもつ[2]。デンキナマズ属には数十cm程度のが多く、最大では体長1mに達する一方、Paradoxoglanis 属は20cmに満たない[3]。口ヒゲは3対で、上顎および下顎に存在する[1]浮き袋は体の後方に長く伸び、デンキナマズ属は2つ、Paradoxoglanis 属では3つの小室に分かれる[1]

よく発達した発電器官をもつことが、本科魚類の最大の特徴である[1]。発電器官は体の前半部の筋肉に由来し、体腔を覆うように存在する[1]。この器官は片側だけで数百万個に上る発電細胞で構成され、最大で300ボルトに及ぶ電圧を得ることができる[4]

背鰭をもたず、胸鰭には棘がない[1]。脂鰭は体の後方に位置し、尾鰭は円みを帯びる[1]。胸帯と頭蓋骨は緩やかに連結する[1]

分類

デンキナマズ科にはNelson(2016)の体系において2属21種が認められている[1]1994年の時点では1属2種にとどまっていたが[5]、2000年代以降に新種記載およびシノニムの見直しが相次いで行われた[3][6]

デンキナマズ Malapterurus electricus (デンキナマズ属)。本科の中では最も一般的な種で、しばしばアクアリウムでも飼育される
デンキナマズ属の1種(Malapterurus microstoma)。ロングノーズデンキナマズとも呼ばれる[7]

出典・脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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